ARBOS 乃村工藝社 ネクストエム

ここ2週間くらい。

東中野にてARBOS関根裕司さんへ取材。ホテル設計に関して面白いエピソードをたくさん教えていただく。
関根さんは、どこかゆったりとした余裕と豊かさを感じさせる不思議な人柄。まったくガツガツしていないように見えて、設計の裏話から推測するに、相当な実行力や推進力を有しているはずだ。そして本当に明るくて前向きで、設計を楽しんでいるように見えたのが印象的であった。
昨今のいわゆる草食系男子も、関根さんのような成熟の仕方を目指すという方法もあるのでははないか、そんなモデルに見えた。
ところで主題のほうは、ホテルの管理方式を見直すことで、決まりごとの多いホテルデザインにおいても新しいデザインは可能だ、という話。
http://www.a-r-b-o-s.co.jp/
ライターの柘植さんと新宿で打ち合わせし、記事構成を練る。
そのまま、赤坂のエジプトエアのオフィスを見学に行く。モアレ効果とストーリー性が面白い。エジプト文化では、物語性が重視されるようだ。
帰社して、ちょっとメールを見て、ページレイアウトを作成して、深夜0時頃から水道橋でホテルの撮影。明け方終了。
始発までしばらく時間があったので、タクシーで帰社し、オフィスで仮眠してから仕事。土曜の昼過ぎに社を出て、新宿で用事を済ませて帰宅。その後、もう一度仮眠したら、妙にテンションがあがってきて、家で原稿作成のつづき。長い一日、というか二日が終わる。

■午前中、オフィスにて8月号分のページレイアウトを編集長と打ち合わせ。一物件3、4ページのカフェやブティックのページレイアウトならば、比較的スムーズに決まるが、6ページ以上くらいのホテルや旅館などのページレイアウトとなると、編集長と打ち合わせながら若干の調整が必要になる。
田町でデザインポスト山際さんに取材させていただく。事前にお送りした質問事項に対して丁寧な回答を用意しておいてくださり、大変充実したお話をうかがう。
その後、原稿の構成をライターの難波さんと打ち合わせ。
http://www.designpost.co.jp/
お台場の乃村工藝社にてホテルに関する取材をさせていただく。ここでも、事前にお送りした質問事項に対して丁寧な回答を用意しておいてくださり、スムーズに取材が進む。
http://www.nomurakougei.co.jp/
そのまま帰宅し、原稿作成。

赤坂見附にて、ネクストエム中川誠一さんへ取材。プレゼン資料などいろいろなビジュアル資料を用意してくださり、分かりやすいお話。質問の意図を察した的確な答えをどんどん返してくださり、「へ〜」「なるほど」を連発してしまう。13〜15?というミニマムな面積のホテル客室をどのように快適に演出するか、というお話。
http://www.next-m.co.jp/

■入稿でドタバタとしていたら、あっという間に1週間くらいが過ぎる。

■いくつかの出来事が重なり、なぜデザイナーさんたちが独立して自分の事務所を構えたいと思うのか、その理由が分かった気がする。

■デザイナーの島村さんとジャーナリスト浦田薫さんにお会いする。2時間半くらい、フランスのお話など、いろいろ。ぜひとも記事に繋げたい。

■素人見解だけれど、臓器移植法改正に関して、A案は最も採用して欲しくないとずっと思っていたのだが、なんとA案が衆議院を通過してしまった。

■PIER CORTESEというミュージシャンの曲がいい。「Prima che cambiera」とか。