2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「第6回 金の卵 オールスターデザイン ショーケース」

■アクシスギャラリーから「第6回 金の卵 オールスターデザイン ショーケース」開催中のお知らせをいただく。「東日本大震災を目の当たりにした学生たちによる、リアリティと説得力溢れる、目からウロコの提案が集まりました」とのこと。 時間をみつけてお邪…

『善人ほど悪い奴はいない』(中島義道/角川oneテーマ21)を読む。

「叱り芸」「罵倒芸」と言える著者の芸風は、相変わらず安定しており、中島ファンには気持よく読める一冊。 『ツァラトゥストラ』などニーチェの著作と伴走しながら、現代日本に跋扈する「善人(弱者)」を糾弾しまくる。 ここで言う「善人」とは、自己保身…

映画「精神」(想田和弘監督、2009)を見る。

とても素晴らしいドキュメンタリー映画。 この映画に登場する精神科医の山本先生と、そして出演を承諾した患者さんたちに最大限の敬意を表したい。そして、先生や患者さんたちと強い信頼関係を築きながら、感情移入し過ぎることなく冷静な距離感で作品を撮り…

こんにちは。

■東京都現代美術館にて「名和晃平─シンセシス」展を見る。 とても刺激的な個展。行ってよかった。セルやドットで構成される名和晃平の作品をコンピューター時代の感覚だと言ってみたり、同じ像を二つ重ね合わせた名和の造形を、デジタルとアナログの二重化さ…

こんにちは。

■打ち合わせでプランテックへお邪魔する。 ■神楽坂にて、友人が主催するとても素敵な飲み会へお邪魔した。クリエイターの方々を中心に、穏やかに盛り上がり、夜が更けていく。 ■天童木工の東京ショールームへ。空間は、坂倉準三建築研究所に在籍していた長大…

3週間くらい経ってしまったが、映画「人生、ここにあり!」(ジュリオ・マンフレドニア監督/2008)を見た。素敵な映画であった。

精神科病院やその患者をある程度ユーモラスに描きながら、嫌味がない。むしろ温かさを感じる。 舞台は1980年代のイタリア。イタリア全土で実際に精神科病院を廃絶したという事実がベースになっている。 この映画で描かれているのは精神疾患の人々であるが、…

メルセデス ぼよよん ETHNOVISION

こんにちは。 ■恵比寿の蕎麦屋さんのファサードを撮影。ワンカットのみの追加撮影であったが、始発前の早朝から快くカメラマンさんに撮っていただき、お店の方にもご協力いただき、無事完了。感謝感謝。 ■渋谷のカフェ「パブリックハウス」にてランチ。 http…

「エッセンシャル・キリング」

■映画「エッセンシャル・キリング」(イエジー・スコリモフスキー監督/2010)を見る。 男(ヴィンセント・ギャロ)は、ただひたすら逃げる。シンプルなストーリーの中に、緊張感が漂い続ける。 おそらく観客は心の中で、「逃げても、行くあてもないだろうに…

編集部の公式Blogをアップしました

こんにちは。 編集部の公式Blogをアップしました。弊誌編集部のスタッフが日々どんなものを見ているのか、予告編を兼ねて、つらつらと綴っております。よろしければ、お仕事の合間にでもコーヒー片手に気軽にご覧いただけたらと思っております。 http://www.…

『ミラーニューロンの発見』

■『ミラーニューロンの発見』(マルコ・イアコボーニ/ハヤカワ新書juice)を読む。 脳の働きや人間の本能的な行動に興味のある方にはオススメの一冊。あるいは、サイエンスやコミュニケーションに興味のある方にもオススメ。大変平易に書かれている。 本書…

『意識』

■『意識』(スーザン・ブラックモア/岩波書店)を読む。 Oxford University Pressが発行しているVery Short Introductionsシリーズの邦訳。 意識とは何か、というシンプルで難しい問題を扱った一冊。 視覚や味覚や聴覚を通して僕たちの脳に入力される物理的…