2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

掃除 シックスインチ 3Mstore

■なぜか会社で大掃除。掃除というのは、始めるを前は面倒臭いが、終わってみるとスッキリして気分がいい。 ■珍しく、会社の同僚と数人と軽く飲む。馬鹿話をしつつも、ときに、自然と、「どうやったらもっと小誌が多くの読者に読んでもらえるだろうか」という…

これも自分と認めざるをえない展  ネイチャー・センス展  書棚

■21_21 DESIGN SIGHT「これも自分と認めざるをえない展」へ。 行列に並んで体験型展示を体験してみたが、全体にイマイチ。初期の発想をそのまま作品化してしまったという印象。深みやひねりが欲しかった。 この展覧会の狙いを言葉で表現すれば、次のような感…

デザイナー海外派遣事業

経済産業省の製造産業局デザイン・人間生活システム政策室の知人の方から久しぶりに連絡をいただく。 「デザイナー海外派遣事業」というビジネス支援事業をされているそう。中国のクライアントへビジネスを広げたい日本人クリエイターの方には、一つのきっか…

アルマーニホテル 東信さん 中谷芙二子さん

■取材にて、照明デザイナーのオンアンドオフ山口さんの事務所へ。カラーリングを活かす照明演出事例を伺う。本当に多岐にわたる物件を手がけられている。詳細は、9月号にて。 ■ジョルジオ・アルマーニ銀座オフィスに立ち寄り打ち合わせ。 ■追加撮影で、青山…

『恋愛論』

『恋愛論』(竹田青嗣/ちくま学芸文庫)を読む。 そもそも、恋愛の対象と性欲の対象は、どこが違うのか。という疑問があって、読み始めた。性欲を満たしてもなお持続する恋愛という感情の源泉は、いったい何なのだろうか。 その違いは、恋愛の対象には固有…

『競売ナンバー49の叫び』

『競売ナンバー49の叫び』(トマス・ピンチョン/ちくま文庫)を読む。 主人公の女性エディパが、ある日突然、元愛人の大富豪の遺産管理執行人に任命される。それをきっかけに、いろいろな人と出会う中で、郵便制度を通して、反体制的な組織の存在を徐々に感…

『自然な建築』

『自然な建築』(隈研吾/岩波新書)を読む。 建築家の隈研吾氏が、10件ほどの自作を解説しながら、近年提唱している「負ける建築」のスタンスを分かりやすく説明する本。建築を専門としない読者にも、建築家がどんなことを考えて設計しているのかが分かる。…

『青い野を歩く』

『青い野を歩く』(クレア・キーガン/白水社)を読む。 アイルランドの女性作家による短編集。 読み始めてしばらくして、なぜこんなに暗い小説を書いたのだろうかと思った。途中で読むのを止めようかと、何度も思った。しかし、作者がやむにやまれずこれら…

『レヴィストロース入門』

『レヴィストロース入門』(小田亮/ちくま新書)を読む。 今まで、構造(stracuture)と体系(system)を取り違えていたが、両者の違いを冒頭で丁寧に説明している。 後半では、神話研究を神話の実例を参照しながら、じっくり説明している。 自分の仕事に引…