2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ホンマタカシ 白井晟一  『バルセロナものがたり』

こんにちは。 行きたい展示のメモなど。 ■東京オペラシティ アートギャラリーの広報の方から展覧会「ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー」の告知をいただく。ぜひ行きたい。現在、金沢21世紀美術館で開催中の個展と同じ内容のようだ。[開催概要] ホン…

『シンプル族の反乱』

こんにちは。■『シンプル族の反乱』(三浦展/KKベストセラーズ)を読む。大変明快で濃密な一冊。現代の若者の消費動向を的確に説明していると思う。おそらく僕自身も「シンプル族」の傾向を持っているせいか、読みながら何度も膝を打った。 「シンプル族」…

『俺俺』

こんにちは。■『俺俺』(星野智幸/新潮社)を読む。非正規雇用などで働く安定しない現代の若者たちが、本作の中心的な登場人物だ。描かれている彼らの苦悩の内容が少々紋切り型に感じられたので、途中で読むのをやめようかと思ったが、最後まで読んでよかっ…

DUVETICA青山店 danish bar 大ベテランデザイナーさん 

こんにちは。 ここ3週間くらいの書きそびれていたこと。■建築批評家の金子さんとお打ち合わせ。 ■スープデザインさんと4月号のビジュアルイメージのお打ち合わせ。 ■青山のダウンジャケットを売っているショップ「DUVETICA青山店」へ。表参道の駅からすぐ近…

倉俣史朗とエットレ・ソットサス展 コラージ sisii

■来月から、21_21 DESIGN SIGHTで企画展「倉俣史朗とエットレ・ソットサス展」が始まる。大変楽しみ。 2月2日(水)〜5月8日(日) http://www.2121designsight.jp/program/krst/■そういえば、お正月ころ、写真家の勝又邦彦さんから素敵な作品集「Skyline」をい…

神奈川芸術劇場・NHK横浜放送会館 大さん橋 BRASSERIE LA CLASSE

横浜へ。■「神奈川芸術劇場・NHK横浜放送会館」を見る。設計は、香山壽夫建築研究所、大野秀敏+アプル総合計画事務所。 日本大通り駅からすぐ近く。とても素晴らしい建物だと感じた。 エントランスを入ると、大アトリウム。煉瓦色を基調とした大階段の空間…

カルチャー・スタディーズ 山崎健太郎さん  施工現場

■1月6日に仕事始め。夕方社員全員が集まり、軽く食事。 ■パリのカメラマン萩原さんが来社される。萩原さんがライフワークとして撮っている世界各地の近代建築の写真などを見せていただく。 ■電話やメールにて取材日程などの段取り。 ■週明けの編集会議用に企…

PROTOTYPE展  『これからの「正義」の話をしよう』 『建築が生ま

■昨年末、東京ミッドタウン・デザインハブにて、「PROTOTYPE 04 new action 展」を見た。 16組のデザイナーよる「プロトタイプ」の展覧会。主催者によれば「製品の完成に至るまでに製作される数々の試作品や多彩なモデル、スケッチなどを紹介し、デザイナー…

『ビューティフルピープル〜』 星空の中へ オンキョーPC

■昨年、新聞の書評欄を読んでいたら、ある漫画が紹介されており、面白そうだった。そこで同僚Tくんと食事をしながら、その漫画について「タイトルは忘れたが、整形手術や性転換が当たり前になった未来社会を描いた漫画があり、面白そうだ」と話してみた。す…

『非モテ!』

■『非モテ!』(三浦展/文春新書)を読む。大変面白い一冊。 どうして今日の社会がこれほどまでに「モテ」や「容姿」を重視するようになったのか。その背景を的確に説明している。 僕としては、「女性の社会進出」と「思考することを忌避し、瞬間的に分かる…

2010年仕事のまとめ 二番煎じ 人間失格

年始のことなどいくつか。■元旦は、2箇所で親戚20人くらいにまとめて会う。■仕事に関する昨年の簡単な備忘録。 昨年も提案したうちのいくつかの企画を、実現することができた。店舗設計者や店舗運営者の方々のお仕事に、少しでも役立てていただけたら何より…

PETER COOK  東京ウェッサイ まるきそば

あけましておめでとうございます。 年末年始のことをいくつか。■京橋のAGCスタジオにて打ち合わせ。AGCが面白いセミナーを発信していきそうだ。 その一つ「AGC studioデザインフォーラム」は、既にスタートしており、第2回のスピーカーは建築家の難波和彦さ…

『発達障害に気づかない大人たち』

■『発達障害に気づかない大人たち』(星野仁彦/祥伝社新書)を読む。本書を読み終えた読者の多くは、自分のまわりには思いのほか多くの発達障害の人がいると思い当たるかもしれない。そして同時に、自分自身が発達障害である可能性もあると思い当たる人もい…

『純粋理性批判2』

■『純粋理性批判2』(カント/光文社古典新訳文庫)を読む。2冊目まで読んで強く感じるのは、カントが病的なまでに偶発性や不確実性を忌避していること。そして、ひたすら確実性と普遍性を追求していること。人間の知覚は「感性」と「知性(悟性)」という二…