サクラカフェ ナフ・アーキテクトアンドデザイン展 隈研吾さん

xsw23edc2008-04-01

■午前中、校正作業、電話連絡、メール返信、出張の資料チェック。

六本木ヒルズにて、新しくオープンしたブティック数店舗を見る。

■ミッドタウンPUMAにて、期間限定の展示品を見る。「お手を触れないでください」と書いてある。見た目は重厚な金属であり、素材が気になったので、スタッフの方に「何でできていますか」と伺うと、彼はその展示品を撫でながら、「詳しいことはわかりませんねえ」とおっしゃっていた。「おやっ、触ってもいいのか」と思い、どさくさにまぎれて触ったところ、意外にも軽量な素材でできているようだった。明日会社で資料を確認してみよう。

■ミッドタウン裏の期間限定「サクラカフェ」へ。強風にもかかわらず、多くの人が、仮設のベンチやテーブルでのどかに談笑している。サクラの葉型の楽しいファニチャー。こういう場での家具は、座りやすさや使いやすさよりも、馴染みやすく楽しげで、人をリラックスさせる微笑ましいデザインが、いいようだ。

■外苑前で新規オープン予定のカフェを覗いてみたが、まだオープンしていなかった。

■プリズミックギャラリー「中佐昭夫/ナフ・アーキテクトアンドデザイン 展 -visible / invisible-」へ。「の」の字型の一枚の壁で構成された住宅が模型で展示されており、どんな距離感を生み、どんな住まい方ができるのか、ぜひ住んでみたいと思った。
本展の二つのテーマのうちの一つ「見えないもの(invisible)」については、いまひとつ掴めなかった。
それはそうと、プリズミックの社員さんと思しき方々がギャラリー内のミーティングスペースで侃侃諤諤の議論をしているのは、どうなのだろうか。私としては、こうした良心的で挑戦的なギャラリースペースをあの好立地で公開していただいているだけで大変有り難く思っているので、打ち合わせくらいされていても構わないのだが、むしろ大事な話が漏れてしまわないか、こっちが心配してしまった。
http://www.prismic.co.jp/gallery/gallery_works20.htm

■表参道にて、オープンしたてのカフェダイニングを見学。広々したテラス席や、様々な石やタイルを貼り分けた内装がリゾート風で、休日の午後にこんなカフェで読書したい。特注照明が印象的。貸切バーティーにも良さそうである。

■途中、時間が中途半端に余ったので、喫茶店で次号企画の骨組みを考える。

■外苑前にて、08年後半にオープンを控えた北京の大型商業開発に関するプレス発表会。隈研吾さんのプレゼンテーションは、いつものように、聴衆に「なるほど!これは必然的に導き出されたデザインなんだなあ」と感じさせる、ポイントを押さえた明快な語り口。「トラベラー」「フィガロ ヴォヤージュ」の編集者さんや石川次郎さんの事務所の方と同席させていただき、歓談。「フィガロ ヴォヤージュ」さんも、海外撮影が多いにも関わらず、写真をすべてデジタル化してしまわず、デジタル撮影とフィルム撮影を使い分け、写真の質の維持向上に力を注がれている様子。