企画のつくりかた  サッカーバー「SFIDA」

■金曜の会議のために企画書作成。企画がつくれない時は、1時間考えていてもいいアイデアが出ないのに、出るときは、5分で3つくらい立て続けに出る瞬間がある。しかし、これを仕事にしている以上、どんなに不調なときにも、ある程度以上のクオリティーと分量の企画を産出できる方法論をつくっておかないといけない。「プロになる」ということは、一面で言えば、「その業務の核になる作業をルーチン化(技法化)する」ということかもしれない。

■オフィスにて、色校正や、次号の仕込み。

■『編集会議 9月号』をパラパラ読んでいたら、星新一と「AERA」の編集長が発想法として、同じような方法を用いていることがわかった。方法はシンプルだ。

1:かけ離れた二つの言葉を結びつけること。
2:過去の優れた作品(小説、詩、企画など)をマネする(トレースする)こと。

つまり、1できっかけを作っておいて、2で具体的な作品(や企画)に展開するわけだ。
むろん、SFづくりと雑誌づくりでは差異もあるわけで、星新一の場合は、なるべく突飛な言葉であるほうがよく、「AERA」編集長の場合は、一方の言葉が「社会的な問題」で、もう一方の言葉が「自分の興味」であるといいと言う。
いずれにしても興味深いのは、彼らが自分の核となる仕事をある程度、方法化しているということ。

■夜、imio小林さんの案内で自由が丘のサッカーバー「SFIDA」へ。フードはおいしく、店内は明るくスポーティーで居心地が良く、立地は駅から近く、とても素敵なカフェバーであった。そして、お昼もカフェとして営業しているというのがうれしい。自由が丘で飲む際に、またぜひお邪魔したい。「SFIDA」設計者の湊さん、a+uの方、新建築の方、某予備校の方と同席させていただくことができ、穏やかなトーンの前向きな時間を過ごす。週の後半戦のエネルギーを充電。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080804-00000000-hsk_jg-l13
http://imio.co.jp/
http://www.sfidasports.com/top/index.html