「ブロンド少女は過激に美しく」  ドミニク・ペロー 一風堂TAO

■センタービル52階にて「大成建設建築作品展」を見る。近作と計画中のプロジェクト182作品を模型やパネルで。過去20年の主要作品も写真で。
http://www.taisei.co.jp/wn/2010/1285639627979.html
■1月号の大きな特集の骨子をつくる。うまくマンパワーを使えば、「テクノロジー」「演出」「商業空間」といった要素がクロスオーバーする面白い特集になりそうだ。
■銀座にて、ベイリーフ前田さんに竣工したクラブの店内を見せていただく。
http://www.bayleaf-design.com
マノエル・ド・オリヴェイラ監督の映画「ブロンド少女は過激に美しく」を観る。いつのまに主人公の男性に感情移入しながら、夢見心地でブロンド少女の美しさに見惚れていたら、突然その心地良い幻想を金槌で叩き壊されたようなラストシーンにびっくり。観客たちはみな、軽く首をかしげ、口が半開きで、「あのラストシーンは何だったんだろう。。。」という顔で映画館をあとにした。
http://www.bowjapan.com/singularidades
■銀座の「一風堂TAO」にてラーメンを食べる。3、4カ月に1度くらい、とんこつラーメンが食べたくなる。
http://www.ippudo.com/tao/

東京オペラシティ アートギャラリーにて「ドミニク・ペロー 都市というランドスケープ」を見る。明快なボリュームをつくり、そのボリュームの間隙にヴォイドを設け、
そのボリュームとヴォイドを有機的でやや透過性のある膜や屋根で覆う。そうしたペロー氏の手法が強く印象に残る。
http://www.operacity.jp/ag/exh123/
■引き続き、ドミニク・ペロー氏の講演。プロジェクターが故障し、いっさい画像なしで、しゃべりだけの講演となる。そんな不測の事態でも、ジョークを言いながら、リラックスして講演するペロー氏。ペロー氏は、「建築は人々を幸せにしてきただろうか。壁によっていろいろなものを分断してきてしまったのではないか」との問題提起から語り始める。そしてペロー氏の建築が、明確な壁や境界をなるべく持たず、都市のシステムとつながる自由な建築として設計されていることが説明される。とはいえ、やはり映像がなかったせいか、あるいはペロー氏の話し方の特徴なのか、抽象性が高く、話をつかみにくかった。
■FMラジオを聴いていたら、つるの剛士という人の「会いたくて」という曲が流れてきた。サビの部分を聴きながら、Glenn Medeirosの「Nothing's Gonna Change My Love for You」を口ずさんでみると、ぴったりシンクロして心地良いことに気づいた。
http://www.youtube.com/watch?v=kybeq2dWBf8
■建築家、永山祐子さんの事務所からお知らせをいただく。代官山駅前の奈良県の寮が期間限定ホテルとなっている「LLOVE HOTEL」のお知らせをいただく。予約をすれば、宿泊もできる。見に行ってみよう。ほかにも、中山英之さん、長坂常さん、中村竜治さん、ヨープ・ファン・リースハウトさん、ショルテン&バーイングスさん、リチャード・ハッテンさん、ピーケ・バーグマンスさんらによる客室がある。
http://www.llove.jp