トマト鍋 ペニンシュラ香港  LE LABO

■建築家の河田将吾さんから、「public-image.org」というページにインタビューが掲載されたとのお知らせをいただく。
http://public-image.org/interview/2011/02/10/shogo-kawata.html

河田さんは、いつも自分自身が楽しみながら設計をし、そして、その空間を使う人が参加して楽しめるような空間デザインを続けているように見える。たとえば、天板が巨大なメモ帳になっている「めもですく」や、オフィス内の壁に取り付けられた取り外し可能な「絵馬」などは、その分かりやすい例だ。また、ミクシーなどで集めた無数の人々と協働しながら施工した自身の事務所もそうだろう。少し大げさにいえば、ネットワーク時代の「建築家なしの建築」を目指しているように見える。
http://www.orpps.com


■知り合いのPR会社の方から、美味しそうなお知らせをいただく。
「オリキエッテと春野菜の南イタリア風トマト鍋」のお知らせ。Soup Stock Tokyoと、HATAKE AOYAMA 神保シェフとのコラボレーションメニュー。
展開期間は、2/14〜4/28。「HATAKE AOYAMA」で食べることができる。以前にこのお店にお邪魔したのだが、ゆったりした空間でテラスもあって、おすすめのお店。休日のブランチに友人たちとワイワイ食べるのも楽しそうだ。

価格:2人前より/2310円(追加1人前につき800円)
住所:東京都港区南青山 5-7-2 B1
TEL: 03-3498-0730
http://www.hatake-aoyama.com/
http://www.soup-stock-tokyo.com/index.php?t=type6&l=sst_index&r=soupfriends_index&tb=sst

なお、Soup Stock Tokyo 「トマト鍋」は、昨年12 月に発売となったSoup Stock Tokyo の新商品。体が温まりそう。
http://www.soup-stock-tokyo.com/index.php?t=type6&l=sst_index&r=episode_nabe&tb=sst


ダイヤモンドダイニングから、新店舗オープンのお知らせをいただく。
2011年2月28日(月)に同社107〜109店舗目となる3店舗を品川港南口にオープンする。全国各地の祭りがテーマの専門料理居酒屋だ。品川近辺でお仕事している方は、これからの歓迎会シーズンの飲み会にちょうどいいかもしれない。内装デザインには、笑いや驚きを誘う仕掛けがあるので、きっと盛り上がるはず。
東京都港区港南2-5-5 港南OMTビル2階〜8階
アクセス:JR線、京浜急行線品川駅港南口より徒歩3分
総席数:417席/3店舗

■先日、PRオフィス「HOW」の大西さんと相沢さんが来社され、大西さんから世界各都市のペニンシュラホテルの情報などを伺う。
その際、ペニンシュラホテル香港が製作したオリジナルブックとカレンダーをいただく。
これは、素晴らしい企画だ!! オリジナルブックの内容は、ペニンシュラ香港のスタッフが薦める香港の隠れた名所や文化の紹介になっている。たとえば、疫病からの加護を求めて開催されるファイヤードラゴンダンスという希少なお祭りなどが紹介されている。登場するホテルスタッフは50名で、このホテルのバーで50年以上も働いているバーテンダーが登場したりする。
香港好きの人も、あるいは初めて香港へ行く人も、きっと楽しめる内容だろう。
ペニンシュラ香港は、創立から82年経っており、長年香港で働いているスタッフや、親子二代にわたって働いているスタッフがいるそうだ。だから、彼らは香港の街の移り変わりや面白いスポットをとてもよく知っている。それをお客さんと共有しようというわけだ。もちろんお客さんは、世界各国から香港へ訪れているので、こんなガイドがあったらとても嬉しい。
この企画がとても素晴らしいのは、いくつもの大事なことが一つのシンプルな本を通して顧客に伝わるように企画されているからだと思う。例えば、「ペニンシュラ香港の歴史の長さ」「ペニンシュラ香港の家族的なスタッフの雰囲気」「ホスピタリティー」「シェア(共有)」「香港という街の魅力」「コンシェルジェ機能」といったいくつもの要素が、読む人に伝わってくる。
しかも、イラストが味わい深くて素敵だ。つい写真で紹介したくなってしまうところを、あえて写真を一枚も使わずに、すべて水彩画で紹介している。ロレット・E・ロバーツという香港在住の画家による水彩画だそうだ。この人選も、香港の国際性を感じさせてくれて、うれしい。

この本は、ペニンシュラ香港のスイートルームに置かれるらしい。そこに泊まった人へのプレゼントというわけだ。

こんな素晴らしくハイレベルな企画をいったいどこの編集者が考えたのかと思ったら、ペニンシュラ香港の総支配人、レイニー・チャンさんのアイデアだという。非常に素晴らしい。

ちなみに、カレンダーは、その本の水彩画を用いたもの。なんと、カレンダーに使われている油彩画は、切り離すとハガキになる仕掛け。どこまでも深く、顧客の気持ちや喜びに思いをめぐらせて作った企画であることが、こういうディテールから読み取れる。恐るべし、ペニンシュラホテル。

     


■HOW 相沢さんからは、「フレデリックカッセル」のチョコレートショップのことやニューヨークの香水ブランド「LE LABO」のことを教えていただく。
フレデリックカッセルのショップは、昨年秋に拡張リニューアルされた銀座三越にも入っている。
なお、フレデリック・カッセルは、パリ郊外のフォンテーヌブローに店とアトリエを構えるパティシエ。
http://www.frederic-cassel.jp/

ニューヨークの香水ブランド「LE LABO」のお店は、代官山にもある。ルームフレグランスも売っている。商品を買うと、その場で最終調合をしてくれるので、鮮度の高い状態で購入できるという。代官山の駅から徒歩30秒くらいの好立地なのに、店内はゆったりしていて贅沢。いい香りに興味のある方には、とてもおすすめ。
http://www.lelabofragrances.com/