スピッツって、素晴らしい

あぁ、スピッツって、素晴らしい。
どうしてこんなにたくさんの名曲を生み出せたのだろう。
「サンシャイン」「ヒバリのこころ」「胸に咲いた黄色い花」「僕の天使マリ」「日なたの窓に憧れて」「裸のままで」「君だけを」「夢じゃない」「愛のしるし」「猫になりたい」「タイムトラベラー」「スパイダー」「空も飛べるはず」「青い車」「チェリー」「仲良し」「春の歌」・・・、まだまだある。挙げればキリがない。
10年以上前の曲だけれど、どれも美しい。タイムレスな名曲と言えるかもしれない。
 
哀愁ただよう、どこか懐かしいメロディーが好き。そして曲だけでなく、劇画風のアニメーションのような、寓話のような、分かるような分からないような、独特の歌詞の世界観も魅力的だ。
 
特に、「ジュテーム」という曲の歌詞の、以下の一節は、強烈に胸に突き刺さった。おそらく一生抜けることはないだろう。
「君がいるのは素敵なことだ、優しくなる何もかも。君がいるのはいけないことだ、悩み疲れた今日もまた。」
というフレーズ。誰かを好きになり大切に思うようになった時に胸のうちに湧き上がる複雑な感情が、シンプルな言葉で過不足なく的確に表現されている。