YO ワシントンホテル 「にっぽんの…」

■YO佐藤さんが来社され、ウエディング施設などの近作について伺う。迫力のあるチャペルなど。地域ごとにデザイン戦略を変えているのが面白い。
http://www.and-yo.net/
■午後、オフィスにてレイアウト作業など。
秋葉原ワシントンホテル内覧会へ。秋葉原駅から至近の便利な立地。建物は新築だが、基礎部分は既存を再利用している。
内装設計を手掛けられた乃村工藝社の桐岡さんに丁寧に御案内いただく。オープンなクローゼットやコンパクトなデスクで、シングルルームも15平米ながら、圧迫感のない軽快でゆったりしたつくり。ベッド脇に設置されたヤマギワの読書ライトもスッキリしていて、いい。ベッドは、フランスベッドが扱う「Slumberland(スランバーランド)」社のもの。バスルームもやや余裕がある。
コンセプトルームも数室あるので、メディアの取材も多そうだ。一つは、快眠ルーム。パナソニックの睡眠導入システムを採用しており、就寝時にはゆっくりと灯りが消え、起床時には徐々に明るくなる照明と小鳥のさえずりサウンドで目が覚める。アロマデュヒューザーもある。この部屋のテレビは50インチ。かなりゆったりできそう。
その部屋の隣には更にコンセプチュアルな部屋がある。その名も「鉄道ルーム」。部屋の大きさはツインルームだが、ベッドは一つ。空いたスペースには、4平米の大型鉄道塩ラマが置かれる。ということは、ベッドよりジオラマの面積のほうが広いではないか。そのジオラマの中には、長さ30mの線路が敷かれていて、自分で持ってきたジオラマ電車を走らせることもできるとか。そして、ベッドは窓際に追いやられている、のかと思ったが、そうではなく、意図的に窓際に置かれている。ベッドに寝ると窓からちょうど眼下に本物の線路と電車まで見ることができる。鉄道愛好家の方は眠れませんね。この部屋を監修したのは鈴木邦夫さんという方。鉄道バーの経営などで知られ、その世界ではカリスマ的な人気のある方らしい。鉄道ルームは、1304号室の一室だけでシングルルーム。6月15日オープン予定。
建物がロの字型のプランなので、部屋は四方に向いており、部屋によって、スカイツリーが見えたり、秋葉原のネオンが見えたり、ビューが気持ちいい。
3階はカジュアルなカフェダイニングで、同じく藤田観光が運営する「グレイスリー田町」と同じ「カフェ ボンサルーテ」。ビュッフェカウンターが厨房横の空間に集約されており、珍しいプランニング。スタッフにとっては効率的な動線かもしれない。
http://www.akihabara-wh.com/
http://www.wh-rsv.com/wh/hotels/akihabara/index.html
http://www.ginza-panorama.com/index.html
■東京駅へ移動して、国際ビル地下1階の和食店「にっぽんの…」のオープニングレセプション。同ビル内の「とかちの…」と同じオーナー。設計者のエイトインク三橋さんにご案内いただく。日本各地の名産品をテーマにした居酒屋。杉板のパーティションが動き、個室になったり、講演やパーティーなどのイベントができる広間になったりフレキシブル。
共用通路に面した土間のような空間がいい。この部分の席はテーブルとイス座面が高く、立ち飲みに近い雰囲気。リースラインの内側でありながら、共用通路に賑わいがにじみ出る。こうした店舗が何軒か並ぶと面的に賑わいが出て、客も集まるだろう。もちろん客が共用通路にはみ出して飲食していると、ビル管理者や保健所に叱られたり、まわりの店に文句を言われたり、いろいろ困難もあるかもしれないが、飲食フロア全体が盛り上がって各店が集客力を伸ばすには、カジュアル飲食業態の場合、共用部や道路に賑わいを滲み出させることは重要な方法だ。実際に、この国際ビル地下1階の反対側のエリアでは、共用部を各飲食店が利用できるように設定されているのだから、やってやれないことではない。確かにそのエリアは活気があって、客の入りもいい。ビルの管理者さんには、ぜひこういう方法に挑戦していただきたい。
http://blog.nipponno.com/
http://www.8ink.jp/