カルチャー・スタディーズ 山崎健太郎さん  施工現場

■1月6日に仕事始め。夕方社員全員が集まり、軽く食事。
■パリのカメラマン萩原さんが来社される。萩原さんがライフワークとして撮っている世界各地の近代建築の写真などを見せていただく。
■電話やメールにて取材日程などの段取り。
■週明けの編集会議用に企画書をつくる。
■カルチャー・スタディーズさんへお邪魔し打ち合わせ。
■編集会議。
■夜、西新宿のダイニングにて、友人の紹介で建築家、山崎健太郎さんにお会いする。山崎さんはイケメンで情熱的な若手の建築家さん。ホームページでお仕事を見ると、明快な空間で、空間の中で視線がどのように抜けるかを細かく計算して設計されているように見える。
こうして設計者の方が考えていることを本音で聞けるのは、僕にとってこの仕事の醍醐味の一つ。取材や雑誌づくりという仕事をしているからこそ、設計者の方々が僕に熱く設計スタンスやコンセプトについて語ってくださるわけだ。
山崎さんと話している中で、店舗の設計をする際に、熱意を持って一緒にお店をつくりあげていけるクライアントに出会うには、コンペの時にどんなアプローチをすべきか、など面白い話も飛び出す。また、「組織に属して働いているときでも、自分のやりたいことを主張していくべきだ。そうしたら、案外やらせてもらえることもあるし、組織全体のクリエーティブマインドも上がって、組織としてもいい仕事ができる。(もちろん自分のやりたいことを主張するには、日頃の成果も必要だし、その仕事に本気で取り組まなくてはならない)」など、つい日頃の雑務の中で忘れがちな心持ちを語ってくださり、刺激的な時間を過ごす。
また、同席してくれた友人2人も、大林組で企画開発の仕事をしていたり、森トラストで内装監理の仕事をしていたりと、空間づくりの分野でがんばっている。

山崎健太郎デザインワークショップ http://www.ykdw.org/

■グラフィックやテキスタイルのアーチスト、安東早苗さんに取材でお話をうかがう。安東さんがイタリアに渡った1960、70年頃のお話など。
■品川の、あるダイニングの施工現場を取材。これから5週間くらいかけて、現場潜入レポートをさせていただく予定。設計はベイリーフさん。7フロアに3業態という大規模な出店。詳しいレポートを弊社ホームページに書くので、詳細は後日。
http://www.bayleaf-design.com