こんにちは。

雨が多い季節になってきました。こんな季節だからこそ、晴れた日くらいは、オフィスから飛び出してノマドワーキングなんていかがでしょうか。
というわけで、ノマドワーカーにおすすめしたいカフェをいくつか挙げてみました。と言っても、コンセントが使えるかとか、Wi-Fiが使えるかとか、調べたわけではないんです。都心近郊で、実際に行ってみて最高に気持ちよかったカフェを挙げただけです。
日頃の雑誌づくりの業務で、飲食店や物販店からヘアサロン、ショッピングモール、百貨店まで、毎日のように多数の商業施設を訪れます。快適で気持ち良いカフェにも、たくさん出合います。そんな情報を読者の皆さんと共有できたらと思って、編集部公式Facebookにアップしたので、Facebookを使っていない方のためにこちらにもアップしてみます。
 
【「ノマドワーカーにおすすめのカフェ」その1】
まずは「東京ビアホール&ビアテラス14」(東京都千代田区丸の内1-4-1 iiyo!!2階)。丸の内・大手町エリアです。
ビジネス街のスピード感の中にあって、広々したテラスが大変気持ち良かったです。
ちなみに、店名のとおり、いろいろなビールが用意されています。つい飲んでしまうと、「ワーキング」のほうがおろそかになり、単なる「ノマド」になってしまう可能性も大いにありますが、それはそれで幸せな時間の過ごし方かと思います。
   
 
【「ノマドワーカーにおすすめのカフェ」その2】
つづいて、「モノクルカフェ」( 東京都千代田区有楽町2-5-1 阪急メンズ・トウキョー地下1階)。銀座・有楽町エリアです。
地下1階ですから、少し落ち着いて仕事に集中できるかもしれません。しかもこのお店は、雑誌「MONOCLE」の編集長のディレクションによるカフェで、ペンダントライトは実際にMONOCLEのロンドンオフィスで使用されているものです。どうでしょうか。ますます仕事がはかどりそうですね。
どんなデザイン戦略でこのカフェが設計されているのか。詳しいタネ明かしは、商店建築2012年3月号の109ページでどうぞ。
「wi2 300」のウェブサイトで調べてみたら、このモノクルカフェではWi-Fiが使えるようです。

 
【「ノマドワーカーにおすすめのカフェ」その3】
つづいて、「スターバックスコーヒー 東急プラザ表参道原宿店」。原宿・表参道エリアです。
東急プラザ表参道原宿の屋上テラスに面したオープンな空間で、ここも最高に居心地がいいんです。開店の午前8時半からモバイルツールを抱えたビジネスマンがコーヒー片手に気持ち良さそうに仕事をしていました。
さて、このテラスに腰を落ち着けたら、建築家やデザイナーの皆さんには、ぜひ考えてみていただきたいことがあります。1階のエントランスから屋上テラスまで、とても自然に滑らかに導かてしまったのではないでしょうか。どのような建築的な仕掛けがそうさせるのか、見抜けるでしょうか。
答えは、ただいま制作中の商店建築7月号(6/28発売予定)をご覧ください。設計者の中村拓志さんへのインタビューや関係者の方々への取材記事から、その仕掛けがお分かりいただけると思います。これからの商業ビルの在り方が、考え抜かれています。
 
  
思い浮かんがカフェを3店ほど挙げてみましたが、他にも居心地のいいカフェがたくさんあります。ノマドワーキングがはかどりつつ、居心地のいい空間づくりの参考になる、そんなカフェが全国にあります。ご興味ありましたら、弊誌のカフェ特集(2012年3月号2011年4月号など)でお気に入りのノマド空間を探してみてください。