「良品には、わけがある。」「ものたちの誰彼」展

2024年3月17日まで、無印良品 銀座」6階のギャラリーにて、「良品には、わけがある。」展が開催されています。

おそらく誰もがよく知っている無印良品の商品説明。
そうです、商品のタグに書かれている、あの短い説明文です。
45文字以内。
そして、3行以内。
その制約の中で、あの一連のコピーライティングは、その商品が生み出された必然性や、商品の機能を、淡々と、しかし温かく語りかけるようにお客さんに伝えています。
 
そのコピーライティングを手掛けてきた徳永美由紀さんという人を、ご存知でしょうか。
今回展示されているのは、徳永さん(と徳永さんが率いたチーム)が生み出してきたたくさんの言葉です。
 
展示会場の空間構成を手掛けたのは、デザイナーの山本大介さん。
無駄を省き、必然性のあるものづくりをする。そうした無印良品の特徴を、空間構成に落とし込んでいます。
潔く、巻物のようなロール紙のみで、空間と展示パネルを同時に成立させています。

銀座に行った際には、ぜひ会場で見てみてください。

 


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さらに、「良品には、わけがある。」展と同時に、同じく「無印良品 銀座」6階のギャラリーで、「ものたちの誰彼」展も開催されています。
こちらは、「写真」と「ガラス」が展示されています。
写真家の泊昭雄さんによる写真作品が、壁にピン留めされ、儚くヒラヒラと揺れています。
そして、振り返ると、それらの写真の被写体となったガラスの器や瓶が、細い梁のような台の上に、並んでいます。
そもそもこの台をくぐらないと、会場に入れません。
なんとも、儚く、どこか不安を感じさせるこの会場構成が、私たちに、そもそもガラス製品というものがとても儚い存在であることを思い起こさせます。

そんな壊れやすいガラス製品は、いったい、どのようにして寿命を終えるのか。経年変化で価値が出るのか。それとも、少しでも欠けたら、「ゴミ」になってしまうのか。
そんなことを主題にした展示会と言えます。

会場構成を手掛けたのは、中村竜治建築設計事務所
2024年3月25日まで


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