本日、2021年5月14日、商店建築社から書籍『日本商空間デザイン史 1980-2020』が発売されました。
著者は、建築ジャーナリストの鈴木紀慶さん。
「月刊 商店建築」での連載を1冊にまとめた本です。連載で毎月読む時とは違って、書籍の形で一気にまとめて読むと、いっそう頭に入りやすいですね。
本書では、今まであまり通史として語られてこなかった、1980年から現在までの店舗インテリアデザインについて書かれています。
方法としては、著者が毎回、インテリアデザイナーや建築家の方々にインタビューをし、原稿を書き下ろしました。
https://www.shotenkenchiku.com/mailm/?id=00275
https://www.shotenkenchiku.com/products/detail.php?product_id=387
本書は、以下のような方々にオススメです。
- 空間デザインの仕事をしているが、過去の歴史を知った上で、自信を持って仕事に取り組みたいと考えている設計者の方々。(主に、若手の方々)
- 80年代以降の空間デザインを実体験として知っているが、改めて、それを自分の中で整理して理解してみたい方々。(主に、ベテランの方々)
- 「そもそも店舗インテリアって、どういうことを考えてデザインしていくの?」「建築とインテリアって、何が違うの?」と疑問を持ち、インテリアデザインとは何かを考えてみたい人。(主に、学生さん)
近藤康夫さん、飯島直樹さん、野井成正さん、岡山伸也さんから、橋本夕紀夫さん、グエナエル・ニコラさん、トネリコ、中村拓志さん、そして、青木淳さん、隈研吾さんまで、店舗デザインに携わりながら時代を作り上げていった錚々たるデザイナーと建築家が登場します。
充実した年表も付いているので、空間デザイン系の大学や専門学校での教科書にも最適。
全国の書店やアマゾンなどで、ご購入いただけます。