【飲食店デザイン情報】
クラフトビールと窯焼きピザが魅力のスタンディングバー「DRAスタンド」へ、撮影で行ってきました。
ダイナミックな曲線を描くカウンターが印象的です。
カウンターの丸く広がった部分は、3、4人のグループ客が囲んでテーブルのように使われたり、丸くへこんだ部分では、カップルが寄りかかってお喋りしていたりと、このカウンターは、居心地の良さと親密なコミュニケーションが生まれるように、さり気なく人を誘導する機能を持っています。
ただいま制作中の「月刊 商店建築」10月号では、「コミュニケーションが生まれる飲食店カウンター」をテーマにして取材中です。
カジュアルな空間の中で人と人とのコミュニケーションが生まれていくような店の在り方は、飲食店づくりで、いま、最も求められている要素と言えます。
ちなみに、このお店を運営するのは、「株式会社 DREAM ON」。同社が運営するカフェ「Espresso D Works」、レストラン「レッジャーノ」、居酒屋「ドラセブン」などを、「月刊 商店建築」で掲載してきました。DREAM ONが展開するお店は、実際に訪れてみると、どのお店でも、非常に美味しく、さらにサービスのクオリティーが非常に高いことに驚きます。
空間設計の観点から言うと、そのカウンターに座った時に、そこからどんな風景が見えるかに注目して観察してみてください。
有楽町、新橋、日比谷、銀座エリアで、美味しいピザ片手に飲みながら、仲間と気軽に語り合いたいと思ったら、ぜひ「DRAスタンド」へ行ってみてください。
店の奥には、隠された空間もあるので、それも誌面でお見せします。
10月号の特集「コミュニケーションが生まれる飲食店カウンター」もお楽しみに。
DRAスタンド
東京都千代田区内幸町1-7-22 日比谷グルメゾン
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