結婚した友人たち 春秋ユラリ 堀木エリ子さん

ここ10日分くらい。

■新婚の友人宅へ、友人3人とお邪魔する。多摩川の川べりに建つマンションで、見晴らしがいい。お互いが自立しつつ、一緒に暮らしているという印象で、その関係性に共感。

■たまプラーザ「the EARLY BIRD cafe」にて、大学時代の友人の結婚パーティー。とてもアットホームで和やかなパーティー。新郎新婦ともに大学時代の同じ研究室の知人であり、研究室の同窓会の様相も呈しており、数年ぶりの再会に話が弾む。
新郎新婦ともに、おそらく数年振りに会ったが、特に新婦は以前にも増して穏やかな表情になっており、結婚が人に与える影響というものを感じた。
また、お店のメニューもピザやタリアテッレなど丁寧なイタリアンで、とても美味しい。新郎新婦の知人のソムリエさんがワインをセレクションしてくれるなど、うれしいサービスも。リラックスした空気ながら、上品で落ち着いた大人のパーティーで、とても楽しい時間を過ごさせていただいた。
ありがとうございました。
http://www.toktaro.co.jp/

■連載原稿を書き上げる。その他、長いレポート原稿のブラッシュアップ。毎日、入稿作業など。

■恵比寿にて「春秋ユラリ」のレセプションへ。設計は、スーパーポテト。
対照的なイメージを持つ2種類の空間で構成されている。片方は木漏れ日が差し込むような空間。こちらはエッジの利いた輪郭をもつ光。もう一方は、水の中から水面に射す光を見上げるような空間。こちらは、柔らかいエッジがゆらめき、輪郭が消えていくような光。その感想を杉本貴志さんにお伝えしたら、「光はテーマです」とおっしゃっていた。
今度はゆっくり食事の時間にお邪魔してみよう。
http://www.shunju.com/ja/restaurants/ebisu/

■西麻布にてバーラウンジの撮影。休日にもかかわらず、広報さんや支配人さんに大変丁寧に、ご協力いただく。照明デザインを専門にしてきたデザイナーさんが設計した空間であったせいか、照明が複雑に仕込まれていて、少々撮影に時間がかかる。しかし、その空間の空気を、実物以上に伝えるような精度の高い写真を撮っていただいたので、どうぞ8月号でご覧ください。

■目黒にて取材と打ち合わせ。休日にもかかわらず、丁寧に取材にご対応いただく。参加する価値のある国際コンペはもちろん多いが、一方で意匠権の管理も重要というお話などなど。

堀木エリ子さんがFMラジオの番組に出演されていた。「凛とした」という言葉は近年使い古されている気がするが、そもそも「凛とした」という表現はこういう人に対して使うべきだろうと感じる。
謙虚さと自信の類まれなバランスを維持しながら、淀みなくインタビューに答えていた。恐ろしいほど、動機と行動が一貫しており、迷ったり、矛盾したり、言い淀んだり、言葉に詰まったりしない。質問が一般的であるせいかもしれないが、それにしても、真似できない。

■ところで、「健康」と「成果物のクオリティ」はトレードオフの関係にある。