ヘイフンテラス マクドナルド 元気な食卓

■入稿期間でオフィスにいる時間が長い。
ザ・ペニンシュラ東京2階の中華レストラン「ヘイフンテラス」にて、ザ・ペニンシュラ上海の取材時にお世話になったHOW杉原さん、大西さん、弊誌編集長と4人でランチ。ペニンシュラ上海の中華レストラン「イーロンコート」も大変美味しかったが、ヘイフンテラスも同様に点心、スープ、炒飯などなど、大変美味。不思議と、高級中華は、お腹いっぱいに食べても、胃がもたれない。
杉原さん大西さんの苦労話なども。
http://www.peninsula.com/Peninsula_Hotels/en/default.aspx#/Tokyo/en/
■写真家の奥村さんが来社され、最近撮られたレストランの写真を見せていただく。
http://www.forsk.jp/
■パリ在住ライター浦田さんと電話打ち合わせ。いただいた原稿を元に、どのようにアレンジすれば原稿がより明快になるかを相談。
■副編集長とじっくり今後のことについて打ち合わせ。
■ナカサ&パートナーズさんへ写真を受け取りにお邪魔する。
■「sbarro渋谷店」に寄ってみた。ピザやパスタを中心としたファストフードという感じだが、けっこう美味しい。せっかくだから、使い捨ての皿ではなくて、もう少ししっかりした皿に盛ったほうが美味しく見えるのではないか。おそらく、オペレーション上、食器の洗浄を一切しないことで人件費や厨房面積を削減しているのだろう。
店内もわりとゆったりしている。
http://sbarro.jp/
■「新世代デザインシ店舗」を謳ってオシャレになった「マクドナルド渋谷東映プラザ店」へ。このオシャレマックは、今のところ渋谷区や港区などに10数軒ある。ソファ席や壁面グラフィックなどを多用し、軽やかでゆったりして居心地の良さそうな空間になっている。巷間言われてきたように、もし本当にマクドナルドがあえて固いイスを採用し居心地を悪くさせることで客の回転率を上げていたのだとすると、こんなに居心地良くしてしまって大丈夫なのだろうか。客の滞在時間が伸びてしまって、売り上げが落ちないのだろうか。
ところで、私事だが、本日からワイヤレスゲートでのネット接続を始めたので、今度、パソコンを持ってオシャレマックに行ってみよう。http://www.mcdonalds.co.jp/urban/index.html
http://www.tripletgate.com/wirelessgate/
■会社の近くに今月オープンした「元気な食卓 新宿アイランドタワー店」へ行ってみた。
ランチは、メインディッシュ1点(ピザやカレーなど)とビュッフェ(野菜や中華風のお総菜など)で1000円。ドリンクバーをつけると、プラス100円。スープバーをつけると、プラス100円。デザートは、プラス200円。もし1000円以内にドリンクバーかデザートが含まれていると、消費者にとっては割安感がアップしそうだ。しかし、席の間隔をこれだけゆったりさせると、どうしても少し単価が上がるのはしかたないだろう。
ちなみに、ビュッフェだけなら800円。小食の人なら、メインなしでも十分満腹になりそうなので、ビュッフェ+ドリンクバー+スープバー(合計1000円)という組み合わせにする人も多そうだ。
店内は、明るく爽やかでオーガニックな雰囲気。シートを革張り風のビニルレザーにしたり、テーブルを無垢材っぽい雰囲気にしたり、チープな雰囲気にならないよう工夫されている。こういう業態の設計に慣れたデザイナーの仕事かもしれない。客席が6ゾーンくらいに分かれていて、少しずつテイストが異なっており、賑やかさが演出されている。
ランチタイムは、7〜8割が女性客のようだが、オフィス街なので、しっかり食べたいサラリーマンもけっこう来店している。味は、わりと気に入ったので、リピートできそう。ビュッフェーのメニューがもう少し多いとうれしい。
ドリンクバーに関しては、紅茶やハーブティーが15種類くらい(しかもティーバッグではなく茶葉で入れるタイプ)あるので、これが女性客の心を掴みそうだ。
ただ、動線にやや問題がある。「レジ前に溜まっている客」と「奥の客席からビュッフェ台に取りに行く客の動線」が交差するので、ピーク時には、混雑やトラブル(ぶつかったり洋服が汚れたり、等)が起きる可能性がある。理想を言えば、入り口付近にレジカウンターを設けるべきだろうが、入り口付近にはパンのテイクアウトコーナーがあり、運営者としてはそれを前面に出してアピールしたかったのだろう。特に店の売りの一つが「焼きたてパン」であるから、パンのテイクアウトコーナーを共用通路になるべく近いところに置いて、オーガニックなイメージを演出したい狙いもあったのではないかと思う。しかも入り口付近にレジカウンターを設けると、来店してくる客と支払っている客がぶつかるという問題もあるから、それを考慮したのかもしれない。なかなか難しいところだ。
スタッフの対応は、適度で大変心地よい。
http://r.gnavi.co.jp/ga60500/
http://www.gen-shoku.com/shinjyuku/index.html

■『40歳からの腸内改造』(松生恒夫/ちくま新書)を読む。
分かりやすく、情報量も多く、参考になる良書。
半分は、腸の働きに関する知識について。もう半分は、腸を健康にする生活のポイントについて。
後者に関しては、オリーブオイル、オリゴ糖、発酵食品、ペパーミントジンジャーティーなど、日常生活に取り入れやすいアイデアが提示されている。もちろんそれらの信憑性は、素人では判断しかねるのだが。
食べ物ののことだけでなく、生活リズムに関するアドバイスもある。例えば、夜寝る前は交感神経から副交感神経優位の状態へと移行していくようにするとよい、など。
40歳未満の人でも、腸に問題のない人でも、読んで損はない一冊だろう。