「フェイスブック断ち」

ちょうど1週間ぶりにフェイスブックへアクセス。
この1週間、「フェイスブック断ち」をしていたので、まったくアクセスしなかった。
 
フェイスブック断ち」の感想を一言で言えば、「やって良かった」。
 
【良かった点】
・仕事に使える時間が増えた。(フェイスブックにアクセスする時間なんて、ほんのわずかだが、「ほんのわずか」の積み重ねが、大きな時間の浪費に繋がっているかもしれないと改めて気付いた)
・集中力が少し上がった。
・この1週間、仕事でもそれ以外の面でも、幸せなことや、少々面倒くさいことや、少々イヤなことなど、いろいろなことがあった。その一つひとつの出来事に対して、いつもより少しじっくりと向き合うことができた。良い出来事であれ、良くない出来事であれ、それらの出来事がなぜ起きたのか、そのとき自分自身の感情がどのように動いたのか、自分はどのようにアクションしたのか、そうしたことをじっくり反芻できる時間を得た。この反芻の時間が長期的に見て僕に何をもたらしてくれるのかは定かでないが、少なくとも、そうした反芻の時間が、その時間を持たなかった場合に比べて、自分の1週間をより良いものにしてくれたことは確かだ。
 
【悪かった点】
・短期的には、「悪い点」は特になかった、と思う。ただし、何か重要な情報を見落とすなどの「悪い点」が生じている可能性はある。見落としたこと自体に気付いていないだけだ。
・長期的に見ると、例えば、1年間くらい「フェイスブック断ち」した場合、「悪い点」はいくつかありそうだ。一つは、仕事での繋がりのある皆さんが発信してくれる、自分にとって重要な新店舗情報や展覧会情報などを見落とす可能性が大いにある。もう一つは、「小さな近況報告」の積み重ねが友人知人の皆さんとできなくなるので、久しぶりにその人に遭遇した時に、近況報告に時間がかかり、深い話に入るまでに時間を要してしまう。
  
  
なお、偶然にも先ほど、「Public Radio International」というネットラジオを聴いていたら、『The Organized Mind: Thinking Straight in the Age of Information Overload』の著者、Daniel J. Levitin氏がインタビュー番組に登場していた。彼は、認知神経科学の研究者だそうだ。
英語だったので、詳細はよく分からなかったけれど、今までにないほどの情報の洪水に僕らが溺れている時代に、どのように情報と付き合えば、プロダクティブな時間を確保できるのか、など、そんな話題を扱っているようだ。
フェイスブック断ち」を終えた瞬間にこのインタビューが耳に入ってきたので、あまりにもタイムリー過ぎて、本書に興味を持った。
早く邦訳が出ないかなあ。(^ ^)
  
というわけで、今後、少しフェイスブックを使う時間を減らしていこうかと思っています。(^ ^)
そして、こんな話題について、皆さんと会った時にお話してみたいです。
  
では、年末の慌ただしい時期になってきましたが、どうぞ良い一週間をお過ごしください。(^ ^)

The Organized Mind: Thinking Straight in the Age of Information Overload (English Edition)

The Organized Mind: Thinking Straight in the Age of Information Overload (English Edition)