【月刊 商店建築】その土地の文化をいかにホテルの空間デザインに取り込むか

 

 

ただいま発売中の最新号「商店建築 8月号」は、ホテル特集です。
 https://shotenkenchiku.com/mailm/?id=00443
 
この号は、「自然環境や工芸といった、その土地の文化をいかにホテルの空間デザインに取り込むか」を考えていらっしゃるホテル経営者や設計者の皆さんのために制作しました。

日本全国にこれほどホテルが次々に開業しているのだから、競合他社とよほど差別化を図って、唯一無二の個性を生み出さないと、宿泊客に支持されないぞ、と感じているオーナーさんとデザイナーさんにオススメです。
 
 

「月刊 商店建築」2023年8月号

■大特集/ホテル ~土地の魅力を捉えた最新ホテル16選

昨年秋以降、国内旅行をする人も、そして久しぶりの海外旅行へ行く人も増えてきました。インバウンド客も回復傾向にあります。
いま、ホテルを設計するにあたって最重要課題は、都市部であれ観光地であれ、「自然環境や工芸といった、その土地の文化をいかに空間デザインに取り込むか」です。そうした観点から、下記の四つのテーマで最新ホテルプロジェクトを16件掲載します。

 

[Theme 1:ラグジュアリーステイ]
眼前に広がる海と一体化したインフィニティプールで、日常から切り離された時間に浸る。どこにいても、周囲の自然環境を感じながら過ごす。そんなラグジュアリーなリゾート空間です。

 

[Theme 2:その土地を楽しむ体験型ステイ]
いま、「旅行」は、昔ながらの商店街や日本家屋といったその街にある文化や、昔からそこにある自然環境を楽しむ行為へシフトしつつあります。そうした体験型の宿泊施設を集めました。

 

[Theme 3:都市を楽しむ快適ステイ]
都市部に宿泊する際にも、宿泊者は、金太郎飴式のビジネスホテルではなく、その土地ごとのカルチャーを感じられる空間を求めています。それが、個性ある都市型ホテルです。

 

[Theme 4:ブランドイメージを一新する客室リニューアル]
老舗のホテルや旅館の改修では、全館を一度にリニューアルするのはなく、いくつかの客室を大きくリニューアルし、それによってホテルのイメージを一新する。そうした事例をお見せします。

 

この他にも、ホテルジャーナリストがホテルの「次の10年」を展望する特別寄稿や、設計に役立つ「客室 水まわり図面集」など、盛りだくさんの内容でお届けします。