「北京論―10の都市文化案内」

■松原弘典事務所さんから書籍発行のお知らせをいただく。早く読みたい。せっかく目次までお送りいただいたので、以下に掲載しておきます。


「北京論―10の都市文化案内」
松原 弘典(著), 淺川 敏(写真)
発行:リミックスポイント (2008/07)
発売:丸善
判型:210×165、204ページ
価格(税込):\1890

内容・概要:
北京を拠点とする日本人建築家による、実践的都市ガイド。ユーモアと機知に溢れた文化エッセイ。他の旅行ガイドにはない情報を多数収録。写真は全て撮りおろし。

目次:
・はじめに
・序章 いまそこにしかない場所 北京を知る10の世界
・01章 更新される世界-風景がまるごと入れ代わる場所
     CBD地区/中関村/三里屯
・02章 振動する世界-細かいスケールで変化を繰り返している場所 
     南羅鼓巷から荷花市場/東四から鬼街
・03章 再利用の世界-既存のコンテクスト優先で再生されている場所 
     798芸術新区/永康西海商務会館と尚8文化広場
・04章 境界のない世界-アジアンバザールのある場所 
     雑貨城/骨董城/お茶城・撮影城・建材城
・05章 動かない世界-昔からそこにある地味だが愛すべき場所 
     日壇公園/故居群/擁和宮の仏足と大鐘寺の鐘
・06章 模倣の世界-中国的テーマパークの場所 
     世界公園/宮殿ホテル/富人区
・07章 超モダニズムの世界-内と外の乖離した場所 
     工人体育場のボールプール/朝陽公園のお風呂/京信大廈の
     日中夜間交流
・08章 コレクションの世界-ミニチュア、陳列、放置の場所 
     北京規劃展覧館/温都水城/鉄道博物館と航空博物館
・09章 記憶の世界-忘却と拮抗する場所 
     虚構橋/圓明園
・10章 ユートピア的世界-時間の止まった場所 
     野長城のホテル/草場地のギャラリー
・終章 この先の北京 「天と人の交わる場所」から「異なる人どうしの交わる場所」へ
・おわりに
・「1ペキンメートルはね、1.5メートルあるんですよ」淺川敏
・都市文化論とガイドブックのあいだに-編集後記 本田英郎


北京論―10の都市文化案内 (Codex archives & publishing)

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