和民 新 ディーゼル

ここ3週間くらい。

■校正作業や入稿作業など。

■あるガラスメーカーさんへ取材。工芸ガラスの技術を、インテリア建材として使う興味深い試みについて聞く。

■日吉坂事務所の寳神さんが設計された美容室を見学させていただく。
その空間はまるで、自らがフィクションであることを語っているかのように見える。寳神さんらしい。あまり設計者の刻印らしきものが見あたらないのも、寳神さんらしくて興味深い。
http://www.hiyoshizaka.com/

■銀座でいくつか店を見てから、アンリ・シャルパンティエでランチ。地下がカフェ。1階に受け付けスタッフがいて、「席をお作りします」と言われ、ソファで3〜4分待たされせる。しかし空席はけっこうあるので、席をつくる時間など掛からないはずで、これは単なる演出だろう。ところが、こんな演出をしておきながら、テーブル会計ができずレジでしか支払いができないというのは驚きであった。
シェフのオススメコース1500円。カボチャのスープは、ハーブが効いたシンプルな味わい。メインは、パイをくり抜いて中にカレー風シチューを入れたもの。大変美味しい。見掛けに反して満腹になる。食後はコーヒー。客層はほとんど20代後半以上の女性二人組であった。

渋谷道玄坂の和民を見学。

■連載取材にて朝里さんの事務所へ。
http://www.ability-ass.com/

■innovatorのショールームにて、新作家具を見せていただく。ベッド、テーブル、イスなど。一式そろえられるから、新生活を始める若い客層に喜ばれそうだ。特に「シンプル族」に受けそうだ。シンプルでリーズナブルな価格だが使い勝手が良さそうに見える。
http://www.innovator.co.jp/

■電話やメールで、取材の依頼や段取り。
編集部で久しぶりに付近の店に飲みに行き、来年の連載に関する相談や雑談。ベルギービールの店にて。

■取材で麻布十番鉄板焼きのお店へ。
帰社して、オフィスでレイアウト作業など。

■編集会議。いまいちアイデアがスパークしない。皆、外に出ず、オフィスにいる時間が長過ぎるのではないか。

■取材で麻布十番の餃子店へ。餃子をいただく。美味しい。麻布十番のカジュアルな飲食店というのは、地元のお客さんがかなり多いようだ。

■外苑前にて、遠藤照明の広報の方打ち合わせ。
サインカフェで同僚とランチ。
http://www.endo-lighting.co.jp/
http://www.transit-web.com/shop/cafe/sign-gaienmae/

■エディターの藤田康朗さんと打ち合わせ。

■ヘアサロンのオーナーさんに取材。

■サポーズデザインによるディーゼルインスタレーションを見る。
配管を使って、人工と自然が融合した風景をつくる。フェイクの影など、凝った演出も。確かに、配管も樹木も、栄養や水分などが中を通っているわけだから、どこか似ている。
サポーズデザイン谷尻さんやプロデュースを手掛けた高橋正明さんと少しお話させていただく。
http://www.suppose.jp/
http://www.diesel.co.jp/denimgallery/index.html

■川崎のラゾーナで眼鏡店を見学。
ホテル「pirka style」も外から見てみる。
ラ チッタデッラ」というのは不思議な町だ。イタリアの町を模したエリアなのに、手羽先をメインにした居酒屋が入っていたりする。おそらくここを訪れる客は今や、映画を観たいから来るとか居酒屋へ行きたいから来るとか、そんな理由で来ており、街がイタリア風であることは、この街へ来る動機には一切なっていないように見える。だから「街がイタリア風である」ことは黙殺されているようで、興味深かった。
http://lacittadella.co.jp/

■柿の木坂にて、宜本伸之氏の個展へ。
スチールやステンレスを使った、手間の掛かった高精度な新作家具。迫力に圧倒される。
会場もいい。平日はランチ営業のみのカフェだが、貸切パーティーに対応してくれる。HPを見ると、料理もおいしそうだ。パーティーやイベント利用にお薦めである。
http://www.nobuyukiyoshimoto.com/
http://www.und-web.com/index.html

■オフィスで取材の段取りなど。フランスのライターさんと電話とメールで、原稿の調整作業。スピード感がありバランスもいい面白い原稿になった。

■ガラス販売会社にて取材。

■bach幅さんの事務所にて連載の取材。

■六本木にて、AXISギャラリーで「ナインアワーズ展」を見る。京都での竣工が楽しみ。

六本木ヒルズ「新」で食事。
輝くクリスタルの天井画がキャッチー。同じHUGEの運営による「リゴレット」と同様に、「味・サービス・空間」という三つの要素のバランスが取れており、リピートしたくなるとても居心地のいいお店。
ヒルズ4階の「リゴレット」と同様に、店内に多様な席が用意されているのも、リピートしたくなる理由だろう。
奥の個室や個室の下に見えるソファ席も、大変居心地が良さそうだった。これだけ多様なスペースをつくると空間に死角が出るから、ホールのスタッフにとって見えにくい席もあり、ホールスタッフにはかなり負担もあるはずだが、それをスタッフの機敏な動きでカバーしているように見えた。つまり、スタッフの頑張りが、柔らかく区切られた居心地のいい多様な空間を実現しているわけで、HUGEの心意気を感じた。大変お薦めのダイニングである。

山本達雄デザインにて打ち合わせ。
http://www.tatsuoyamamoto.jp/

■ベルリーナ樋口さんの事務所にて近作のお話を聞く。ラグジュアリーな店舗から、柔らかいコンテンツの提案へとクリエーションの場を広げられているようだ。
僕もてっきり樋口さんと言えばラグジュアリーな店舗を設計するデザイナーさんというイメージを持っていたが、最近のコンペ案などを見せていただき、その柔軟な提案力に驚かされた。
http://taisukehiguchi.com/projects.html

■エディトリアルデザイナーさんの事務所へ打ち合わせへ。必要な資料がしっかり揃っていたので、テンポよく打ち合わせ終了。

■最近、BGMとして、「solo piano radio」というネットラジオを聴いている。これは、リラックスできて気持ちいい。
http://www.solopianoradio.com/

■入稿期間に入り、ややバタバタとする。

■AXISギャラリーさんより展覧会のお知らせをいただく。
 --以下引用-------------------------------
 10月27日(火)〜11月8日(日)
 「三保谷硝子店 ─101年目の試作展」
  創業100周年を迎えた三保谷硝子店。これまで倉俣史朗をはじめ、多くの
  クリエイターと作品を制作し、デザインにおけるガラスの可能性に
  挑んできました。本展では、これまで三保谷硝子と仕事をしてきた16名の
   クリエイターがこれからの100年を見据え、ガラスの新たな表現に挑みます。
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