JINS カキモリ Le Pain Quotidien

こんにちは。
 
表参道ヒルズ内で開催された、JINSの新製品発表会へ。2011年7月21日より順次発売される「機能性アイウエア新シリーズ」の発表会。そのラインアップは2種類。ゴルフ、ランニング、自転車など競技別に機能を特化させた「SPORTSシリーズ」と、PC作業での目の疲れを低減させるメガネやドライアイ対策の機能を持ったメガネなど生活のシーンに応じて機能を特化させた「PROTECTシリーズ」。
社長の田中仁さんは「アイウェア市場で『機能性革命』を起こし、現在4000億円のアイウェア市場を1兆円規模に広げたい」とビジョンを語った。こうした低価格で機能性を付加するという戦略は、メガネ界のユニクロと言える。実際、ある雑誌で田中社長は、ユニクロの柳井社長との出会いの衝撃について語っている。

  
こうした新製品の発表に先駆けて先日オープンしたサングラス専門店「spectre JINS 六本木ヒルズ店」へも、先日行ってきた。小さな区画ながら、壁際の曲面什器が空間に奥行き感を出すと同時に、滑らかな回遊動線を生み出している。スタジアムのような曲面什器は、サングラスのカーブ形状にも呼応しているのだろうか。spectre JINS 六本木ヒルズ店の設計は、建築家の槻橋修さん。
http://www.jins-jp.com/spectre
http://www.teehouse.com

 
台東区蔵前にある文具店「カキモリ」へ。
店内に入ると、壁面に陳列された万年筆が目に飛び込んでくる。床面には、カラフルな万年筆や鉛筆に呼応するかのようなカラフルなフローリングが貼られている。その床が什器の垂直面へと連続する。
この店では、紙や表紙を自分で選んで店頭でオリジナルのノートを作ってくれる。プレゼントなどにも素敵だ。
内装設計は、建築家の河田将吾さん。
http://www.kakimori.com
http://www.orpps.com
    
 
■続いて、蔵前の隅田川沿いにあるカフェ「Riverside Cafe Cielo y Rio (リバーサイドカフェ シエロイリオ)」へ。隅田川が近いせいか、古い雑居ビルが多く立ち並んでいるせいか、周囲はゆったりした雰囲気。
しかし店内は、ピンク色の開口部から差し込む光と高い天井で別世界だ。居心地のいいカフェ。テラス席や2階席からはスカイツリーも見える。
http://www.cieloyrio.com
        

表参道ヒルズ内の「カフェサンク」を覗く。設計はグラムの梅村さん。「コクテル堂コーヒー」などもそうだが、梅村さんのデザインする空間は、素材感があって落ち着きがある。
http://www.gramme.co.jp/works/rest.html
表参道ヒルズ内の自転車ショップ「ビアンキ」を覗く。
表参道ヒルズ内の革製品のショップ「dan genten」へ寄ってみる。今まで知らなかったが、とても素敵な商品が多い。今度、鞄か財布かなにかを買うときに行ってみよう。
http://www.kuipo.co.jp/dan/

■あるオーディオ関連の企業へ取材でお邪魔する。
秋葉原のDAIKENショールームへ。

■ある大手ガラスメーカーの新オフィスを見学に行く。まだ施工中だが、オープン間近で、ガラスをふんだんにつかった贅沢な空間。
■東京駅で「Keiyo Street」を見る。ちょっとオーガニックな雰囲気の小型エキチカSC。
http://www.j-retail.co.jp/keiyostreet

 
芝公園にある素敵なベーカリーレストラン「Le Pain Quotidien」(ル・パン・コティディアン)へ。ちょっと高​いが、気持ちいい空間ではある。テイクアウトもイートインもできる。
http://www.lepainquotidien.jp
    
溝の口にて、ジャーナリストの永宮さんと打ち合わせ。

■「軒先ドットコム」「MaGaRi」など、空きスペースの有効活用をビジネスにする動きが気になる。そう思って街を見てみると、いろんなところへ、お弁当屋などが出ている。浜松町でも見かけた。
■打ち合わせで乃村工藝社へお邪魔する。
東京テレポート駅に早く到着したので、乃村工藝社前にある「DAIBA KITCHEN」で休憩しつつ資料を読む。吹き抜けと大開口で、とても気持ちいい店内。目の前が広場で、視界が開けているせいか、優雅な気持ちになる。サントリーのオフィスと連結しているので、もちろん運営は、サントリー系の飲食店運営会社ダイナック。
http://r.gnavi.co.jp/g851526/
■東京ビックサイトで開催されていたブックフェアへ。
■ミュープランニングに取材にてお邪魔する。
■アトリエボウの高田さんに、取材でお話を伺う。和食店「はんなり 熊はん」のデザインのポイントなどをじっくり伺う。
事務所は、学芸大学駅ちかくのマンションで、建築家の谷内田章夫さん設計による素敵な建物。SOHO向きの住戸もいくつかあるようだ。屋上にもビールを飲めそうなテラスがある。
http://www.k5.dion.ne.jp/~bow/outline.html
麻布十番和食店「りゅうの介」や用賀の和食店「本城」も高田さんによる設計。どちらも繁盛店だそうだ。

■気になる展覧会。
建築家フォーラム 第102回
保坂猛 西田司 2人展 〜スピードスタジオ以降の展覧会〜
 INAX銀座7F
 2011年7月11日(月)〜7月19日(火)
 10:00〜18:00(最終日のみ〜18:30)
 〔予約不要・入場無料 ※休=7月17日(日)・18日(月祝)〕
 
■デザインジャーナリストの高橋正明さんと、表参道のタウンデザインカフェにお邪魔し、QUOLの栗原知己さんにお話をうかがう。栗原さんは、「タウンデザイン」を提唱し、情報の収集と発信を意識的に利用しながら街のブランディングを手掛けたり、タウンイベントをプロデュースしたり、各タウンマネジメント組織を支援したり、幅広く活動されている。
ヴィーナスフォート(お台場)、六本木ヒルズ東京ミッドタウン大阪ステーションシティスカイツリーなどなど、多くの話題の大型施設に関わっている。栗原さんの実践するタウンデザインが従来の「街おこし」と大きく違うと感じた点が、少なくとも2点あった。一つは、そのエリアの商業施設の利益につなげて、店が賑わいを創出する核となるよう戦略を立てていること。もう一つは、メディアの効果にとても意識的であること。詳しくは、9月号の連載「デザインキーワード」にて。
ちなみに、表参道のタウンデザインカフェは素晴らしい。今まで、このカフェの存在に気付かなかった。表参道ヒルズのすぐ近くで、立地も良いし、それでいて穴場で、昼下がりなどはけっこう空いていて、ゆったり打ち合わせや仕事ができる。メニューも豊富なようだ。そして、神宮前や原宿近辺の情報を発信する機能も持っている。例えば、地図に客が付箋を貼る「アナログ版ツイッター」とでも言えそうな掲示板が店内にあったりする。表参道へ行った際には、とてもオススメ。
http://quol.jp/
http://www.towndesigncafe.com
   
  
■鹿児島を拠点に活躍するパンダ絵師の「あごぱん」さんという作家がいることを知った。無表情で脱力感の漂うパンダたちに、なぜか引き込まれた。
http://agopan.com/
  
◆アトリエボウ高田さんに教えていただいた自由が丘のスペインバル「ヒラクヤ」がいい。メニューが美味しく、店長の清水伸剛さんが熱くて気さくで、ラフな内装がリラックス感を生んでいる。
自由が丘へお出かけの際は、最高にオススメのお店。
http://www.geocities.jp/hirakuya_jiyugaoka/