うなぎ マクドナルド 豆スイーツ

こんにちは。

■新宿「うなぎ 菊川」にて同僚とランチ。柔らかくて美味しい鰻。エネルギーが出た。
http://www.sinjuku-kikukawa.jp

■中川ケミカルが運営する東日本橋のCSデザインセンターへ行き、トークセミナー「素材と空間」を聴く。野井成正さんと内田繁さんによるトークセッションで、司会は笈川誠さん(バンブーメディア代表)。ところどころで笈川さんが話の流れを整えながら、東西の大ベテランデザイナーによる掛け合いは、90分飽きさせずに進む。
素材のことや海外での仕事のことなど、話は多岐に渡ったが、僕が個人的に興味を引かれたのは、クライアントに関する話題。
内田さんは「60年代後半から70年代にかけて、クライアントは、デザイナーと一緒に新しいことに挑戦しようとする同士だった。だから、デザイナーよりも風変わりなクライアントがたくさんいた。今の若いデザイナーも、クライアントを騙しなさい」と、来場していた若いクリエイターに発破をかけた。それに対して野井さんも「僕は、個人クライアントが多かったから、オモロイ店をつくれた」と応じる。
また、バリでもプロジェクトをしているという野井さんに対して、「現地の素材を面白く利用したりできそうか」との質問が出たが、野井さんは「3年くらい現地に住まないと分からない」と答えた。素材に対する誠実さを感じた。
セミナー終了後は懇親会で大盛況。
CSデザインセンターのすぐ近くにオープンした建物「MATERIO base.」も懇親会に使われた。このビルは、築30年の狭小ビルだそうで、野井さんがリノベーションを手掛けた。CSデザインセンターが運営する。2階はバーのような空間だった。現在は、野井さんのインスタレーションが展示されているので、その後どんな空間になるのか分からない。うまくバーやギャラリーとして使われたら、素敵だ。
このインスタレーションは、大阪中之島デザインミュージアムで使われた間伐材のシステムキットで作られている。木にいっさい穴を開けず、円形の鉄板とネジで角材と角材を留めるだけなので、空間の形や規模に合わせてアレンジできる。

東京都中央区日本橋3-11-12
http://www.noi-shigemasa.com
http://www.uchida-design.jp
http://bamboo-media.jp
http://www.csdc.jp

■「マクドナルド 六本木ヒルズ店」のオープニング内覧会へ行った。
マクドナルドが日本第一号店を出店したのが、1971年7月20日だから、ちょうど40年。「都心型新世代デザイン店舗」の旗艦店として六本木ヒルズ店がオープンした。
 http://www.mcdonalds.co.jp/urban/index.html
「都心型新世代デザイン店舗」がどのような試みなのかは、弊誌2010年8月号の「レポート特集/チェーンストアの店舗デザイン戦略」にて詳しく取材しているので、ご興味ある方はご覧いただけたら幸いです。
六本木ヒルズ店は、都心型新世代デザイン店舗としては29店舗目。六本木ヒルズエリアのオフィスビル「クロスポイント」の1、2階に入っている。テラス席を含め約300席。東日本で最大規模の出店だという。もちろん24時間営業。
この店舗へは、1階からも2階からもアクセスすることができる。メーンカウンターは2階だが、1階にはカフェメニューやデザートメニューの専用カウンターがある。
席はいろいろなバリエーションが用意されており、グループで行ったら半円形のソファー席、一人で行ったらコンセント付きのカウンター席などと使い分けて過ごせそうだ。気分で使い分けてもよい。
店内の壁面には、もはや新世代マクドナルドのアイコンとなりつつある大型でカラフルなグラフィックが散りばめられている。波打つ天井の造作は、天井の高さを強調している。
ロケーションも視認性も抜群。そして、このゆったり感とロープライス。当分盛況が続くだろう。内覧会終了後の12時の開業時には早くも数十メートルの行列ができていた。
http://www.shotenkenchiku.com/editors/entry-218.html

■自由が丘に今月オープンしたスイーツショップ「Feve(フェーヴ)自由が丘店」へ行ってみた。このお店は、同じ自由が丘にあるケーキ店「モンサンクレール」などで有名なパティシエの辻口博啓さんによる新店舗だ。
自由が丘駅北口から徒歩1、2分という好立地にある。この場所は、リーフパイが美味しかった老舗洋菓子店「自由が丘 風月堂」の跡地。
まず、ファサードが印象的だ。通りに面してメガホンのように広がる造形で、道行く人の視線を引きつける。特に、営業中には扉がなく全面開口しているためか、人々はまるで小さな路地へ入り込むように、自然に店内へと足を踏み入れているように見えた。さらに、店内には簡素な什器が用いられているから、路地に露天が出ているような雰囲気を生み出している。
ここで扱っている商品は、豆とスイーツを掛け合わせた「豆スイーツ」。店内の壁面には、商品の入ったガラスチューブが設置されている。白と木目を基調にしたインテリアの中で、カラフルなパッケージと商品が映える。 
「健康」「可愛らしさ」「手軽さ」「ポップでカジュアルな世界観」、そんな今日的なテーマが詰まった店舗だ。週末にはとても混雑しそうだ。
商品も素敵だったので、「ソラマメ×かぼちゃ」「かりんとう×ドーナッツ」を購入してみたら、美味しかった。駄菓子ではなく真面目なおやつを食べたいと思っている人にはオススメだ。数種類買っておけば、お客さんが来たときにも良さそうだ。手土産にもオススメ。
目黒区自由が丘1-29-14 Jフロントビル1F
http://feve-jiyugaoka.jp
http://www.shotenkenchiku.com/editors/entry-217.html

■デザイナーの友人知人と20人くらいで飲む。ゆったりと盛り上がり、素敵な時間に。こういう時間を過ごした翌日は、体調がいい。
■取材で有楽町へ。帰りに、ミュープランニング尾崎さんが設計を手掛けたウエディング施設(国際フォーラムの1階)を外から覗いてみた。まだ施工中だが、もうすぐ竣工の様子だ。有楽町の駅前の地上階にウエディング施設とは、意外性がある。
朝日新聞2011年7月17日付けの読書欄に、ほんの少しだが感想文を引用してもらった。ほんの数文字でも、池澤夏樹さんと同じ記事に登場できるなんて大変光栄だ。感謝感謝。もとの感想文は400字くらい。
http://book.asahi.com/column/koten/TKY201107210208.html
■自由が丘でもうじきオープンする「ロベックスジュース」が気になる。ミュープランニング尾崎さんによる設計。
http://news.livedoor.com/article/detail/4966271/
■気になるイベント。
建築レクチュアシリーズ 217 [nie - ichi - nana
ゲストスピーカー 藤本壮介(建築家)
メインスピーカー 芦澤竜一(建築家) 平沼孝啓(建築家)
日時  2011年 7月 29日(金) 18:00 開場 19:00開演 20:30終了 20:30-21:30 レセプション
会場  inter office (大阪市西区北堀江1-19-1 八光心斎橋 アルファロメオショウルーム2F)
    http://www.interoffice.co.jp/  (Tel. 06-6532-7001 / Fax. 06-6532-7002)
    ※ 大阪市営地下鉄 長堀鶴見緑地線 西大橋駅4番出口徒歩1分
                四つ橋線 四ツ橋駅 4番出口 徒歩3分
                御堂筋線 心斎橋駅 徒歩7分
入場  一般 1,000円 学生 500円 (学生の方は学生証の提示を願います。)
定員  100名 (事前申込制・当日会場にて先着順座席選択)
申込  ホームページより受付 www.aaf.khaa.jp/217/  申し込み要 (7月28日(木)〆切り)
問合せ 特定非営利活動法人NPO法人)アートアンドアーキテクトフェスタ
    ウェブ www.aaf.khaa.jp  E メール aaf@khaa.jp