2009-01-01から1年間の記事一覧

行きたい展覧会メモ 3件

■写真家の永井泰史さんの写真展「アカンサス」が開催されるそう。 いつもはこちらかの依頼で誌面用に撮影していただくのだけれど、このような誰からの依頼でもなく自分の撮りたいものを自発的に撮った写真を見ると、その写真家さんが何に興味を持ち、どんな…

『差別感情の哲学』

『差別感情の哲学』(中島義道/講談社)を読む。著者が自分の感情に誠実に向き合って書いたであろうと思わせる素晴らしい一冊であった。共感と納得の連続である。 著者の読みやすいエッセイ系の本ではなかなか味わえないヒリヒリする感覚を久しぶりに味わう…

『都市の記憶を失う前に』

『都市の記憶を失う前に』(後藤治/白揚社新書)を読む。新書だと思って気楽に読み始めたら、濃密な情報量とスピーディーな論理展開で、ハードな一冊であった。とはいえ、建築や都市を専門としない人でも読める平易な言葉遣いと明快なロジックで書かれてい…

『時間と自己』

『時間と自己』(木村敏/中公新書)を読む。「時間」と「人間の性格類型」を考える上で抜群に面白い一冊。こんなに刺激的な本には、一生のうちにそう何冊も出会えない。座右の書の一つになりそうだ。ただ、理解できていない部分もあり、再読を要する。前半は…

『33個めの石』

『33個めの石』(森岡正博/春秋社)を読む。気軽に読める分量と内容ながら、示唆的な一冊。すごく大雑把に大別すると、本書は僕に二つのメッセージを伝えてくれた。(著者が直接にこう記述しているわけではないが。) 一つ目は、メリットばかりにであるかに…

編集会議 打ち合わせ 虎屋

ここ数日。■編集会議。2時間半ほど。誰かが出したアイデアに対し、瞬間的かつ肯定的に参加者全員の意識が集中すれば、きっとアイデアのスパークが起こると思うのだが。 ■ライターの方とじっくり打ち合わせ。いつもながら、素早く深く企画主旨を掴んでいただ…

恵さき ゆうき亭 銀座

ここ数日。■「おでんと炭火焼き 神楽坂 恵さき」にて、弟夫婦と両家の家族が集まり、8人で賑やかに美味しく大変楽しい時間を過ごす。 http://www.hotpepper.jp/A_20100/strJ000718001.html■知人や家族と5人で元住吉の「ゆうき亭」へ。いつ行っても何を食べて…

建築関連のイベント2件

■今年も、「open architecture」というイベントがあるそうだ。 多くの人が建築や街並みについて考える貴重な機会になるのではないだろうか。 http://open-a.org ■北京を拠点に活躍する建築家、松原弘典さんから、展覧会の告知メールをいただく。 中国に行か…

『業界が一変するBIM建設革命』

『業界が一変するBIM建設革命』(山梨知彦/日本実業出版社)を読む。いまでは建設業界で、図面がコンピューターで描かれるのが当たり前だが、そのデータを一元管理して、みんな(意匠設計者、構造設計者、設備設計者などなど)で共有しようという動きが「BI…

『「痴呆老人」は何を見ているか』

『「痴呆老人」は何を見ているか』(大井玄/新潮新書)を読む。医療や介護に関わる方々だけでなく、すべての人に読んでいただきたい実に素晴らしい一冊。そもそも人はみな、各人の「経験や期待」というバイアスに基づいて世界を仮構し、その安心できる「環…

『できそこないの男たち』

『できそこないの男たち』(福岡伸一/光文社新書)を読む。本書を読み終えると、人間を含め、生き物を見る目が少し変わるかもしれない。特に男性におすすめの一冊。生物の基本仕様はメスで、オスは、メスのDNAをシャッフルするなどのために生み出された“使…

中目黒、代官山、赤羽橋 サローネ 次号企画打合せ

ここ数日。■入稿作業。 ■お借りしていたお写真のご返却などで、中目黒、代官山、赤羽橋へ。カメラマンさんの事務所や設計事務所へお邪魔する。行く先々でコーヒーを淹れていただく。 広角17mmのシフトレンズが一本30万円くらいで、もうじき発売されるなどと…

ミュープランニング 野村ビル ユニクロ

ここ数日。■入稿作業。 ■次号の下取材。 ■建築関連の文筆を手掛けつつ、芝浦工大で研究をする金子さんが来社され、打ち合わせ。インテリアデザインを歴史的に整理するという作業を、誰かがやる必要だある。更に面白い内容に練って誌面でぜひ実現したい。 ■赤…

京都出張 イエモンサロン Questione di cuore

ここ2週間くらい。■色校正。 ■臨時会議。アイデアを出し合う。■某オフィスの取材で大手町へ。建築家の松井亮さんと所員の方に御一緒いただき、スムーズに取材。開放的で柔らかい空間。 http://www.matsui-architects.com/html/top.html ■書店で資料や気にな…

neyn 遊中川 うつわ展 万華鏡の視覚

■色校正。■編集会議。今回はガラリと趣向を変えた会議形式。皆でブレーンストーミングをすると、他人の発言に刺激を受け、自分一人では思い出さなかったであろうことを思い出したり、思いつかなかったであろうことを思いついたりする。この化学反応を使わな…

京都

■日帰りで京都へ。 ジュエリーショップ「俄 京都本店」のオープニングレセプションへ。建築設計は安藤忠雄さん、内装設計は乃村工藝社の松浦さん。安藤さんと作家の平野啓一郎さんのトークセッションなどあり、賑やかなレセプション。 「見えない部分に手間…

入稿や次号準備

■オフィスにて入稿作業と次号の取材の段取りや準備。■会社を離れるスタッフの方を囲んでみんなでランチ。■霞が関ビルロビー階にサインカフェがオープンしたそうだ。今度行ってみよう。 http://www.transit-web.com/index.html

結婚式

■小学校時代の友人で、同じ少年野球チームだった親友の結婚式へ。 日枝神社で挙式の後、「響 風庭 赤坂」へ移動し、披露宴。新郎新婦の友人が多く、終始柔らかく賑やかな雰囲気。 新郎は穏やかでマイペースな男。新婦は、優しく、先のことまで考えてくれそう…

ゴルフ&ダーツバー 他

■そういえば、先日、エンバディデザインさんから、ゴルフ&ダーツバー「銀座カントリー倶楽部」がオープンしたお知らせをいただいた。今度拝見してみたい。■自由が丘にも、シミュレーションゴルフを楽しめるダイニングバーがオープンした。出張と重なりオー…

入稿 京都 ハケット

■会社にて入稿作業。■次号の取材段取りなど。京都出張の予感。■「ハケット ロンドン 丸の内店」のオープニングレセプション。洋服の型紙が壁面に貼られている。古い書物や飛行機のオブジェが置かれており、トラッドで遊び心のあるイギリスの男の部屋という雰…

北京 スウェーデン イタリア

■オフィスにて、入稿作業や次号の準備。取材にご協力をいただいた北京の設計事務所へ掲載誌をお送りする。■スウェーデンの設計事務所に送ったメールの返事がなく、今まで最高に早いレスポンスをくださっていたのに、おかしいなと思い、電話をしてみたら、ご…

取材など

■打ち合わせして、取材へ。連載取材にてability朝里さんの事務所へ。照明メーカーの方にもご協力をいただき、興味深いお話を聞かせていただく。■また打ち合わせして、帰社して、入稿作業。

入稿 バウマン あらびき

■企画書をつくる。■一日オフィスで入稿作業。 編集長が本気で校正をすると、大変緻密で、自分自身がいろいろと見落としていたと気付かされる。これは実に悔しいことであるし、何よりの戒めになり、気が引き締まる。■クリエーションバウマンの方が新作カーテ…

Cours de Couleur BACH幅さん DADA CAFE

■吉祥寺にて、雑貨店「Cours de Couleur 吉祥寺店」へ。パルコの横くらい。設計は、日吉坂事務所の寳神尚史氏。 相当たくさんの商品が置かれていたが、空間の骨格がシンプルなせいか、仮想的な建築内建築で緩やかに場を分節するという寳神さんの意図は、商品…

あうら橘 SplitzAoyama RIGOLETTO

行動記録の更新を1カ月くらいサボってしまった。主要なトピックだけまとめて書き残しておこう。■先日、ふと思った。「愛情」とは、多くの場合、「愛着」のことなのではないだろうか。■2月にシンポジウム「カワイイパラダイム2」へ。トップバッターの真壁智…

行きたいイベント メモ

アーキテクトカフェ川縁さんより「アーキテクトカフェ フレンドシップ 第9回」のお知らせをいただく。ぜひ行きたい。◆◆◆以下引用◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ > 第9回は、4/8(水)アーキテクトカフェ青山店にて、開催します。19:30より。(19時受付開始) > 日…

『人生に生きる価値はない』

『人生に生きる価値はない』(中島義道/新潮社)を読む。硬軟織り交ぜたエッセイ集で、読みやすさと読み応えが程よく両立されている。 著者の相変わらずの自意識過剰ぶりにも、それをコミカルに描いてみせる芸風にも、磨きが掛かっており、微笑ましく読み進…

『ヤンキー文化論序説』

『ヤンキー文化論序説』(五十嵐太郎編著/河出書房新社)を読む。ヤンキー的な感性を内在させている人は、「老若男女の区別なく、人口の約5割を占める」(ナンシー関)にもかかわらず、ヤンキー文化は意外に言及されてこなかった。そんな興味深いテーマに多…

Blue Tag & Paste Project

取材でお世話になっているデザイン事務所「sinato(シナト)」さんから、「Blue Tag & Paste Project」というプロジェクトの動画をお知らせをいただいた。 ◆◆◆以下、引用◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ソニーのサッカー日本代表を応援するプロジェクト「project Blue」の…

サブリミナル・インパクト

『サブリミナル・インパクト』(下條信輔/ちくま新書)を読む。 認知科学に関する一般向けの書籍だが、大変刺激的。読んでよかった。 キーワードは、情動と潜在認知。僕たちは、CMや新聞記事を通して、潜在意識にいろいろな情報を刷り込まれているらしい。…