2010-01-01から1年間の記事一覧

ドバイ

ただいま出張にてドバイ。ホテルの撮影。 大変暑く湿度も高く日中は10分と屋外を歩けない。 最高気温は40度以上とか。 ホテル内と屋外の気温差がありすぎて、外観撮影をしようとしたら、レンズが曇って大変。 ホテルスタッフの方々は多国籍で、フレンド…

ヘイフンテラス マクドナルド 元気な食卓

■入稿期間でオフィスにいる時間が長い。 ■ザ・ペニンシュラ東京2階の中華レストラン「ヘイフンテラス」にて、ザ・ペニンシュラ上海の取材時にお世話になったHOW杉原さん、大西さん、弊誌編集長と4人でランチ。ペニンシュラ上海の中華レストラン「イーロンコ…

田中四郎さん にっぽんの 鉄板じゃけん

■四谷の事務所にお邪魔して、御年89歳になる田中四郎さんに取材。戦後すぐからの、店舗デザインの変遷などを大変興味深く伺。「今は建材や仕上げ材があまりにも多過ぎて、それらの中から必死に少しでも新しいものを探し、わずかな個性化を図らなくてはならな…

ホテルグレイスリー iPad  Royal Garden Cafe

ここ1週間くらい。■ホテルグレイスリー田町へ。2階の宿泊者専用ラウンジがうれしい。このラウンジをリビングとして使えば、客室面積の小ささはあまり気にならないかもしれない。パソコンが備え付けてあり、ネットが自由に使えるので便利。ビジネスホテルにと…

石井建築事務所 iPad 「ファストファッション隆盛に一言」

■上野にて、あるメーカーさんと打ち合わせ。■取材にて、石井建築事務所へ。 http://www.ishii-aa.com/■USMの方とお話する。LEDが仕込まれたガラス棚が発売されていた。小物を売るショップなどで活用できそうだが、HPからその製品情報へうまくたどりつけない…

6月号 ザ・ペニンシュラ 上海ほか

■ジャーナリストの高橋正明さんから「「建築家の色とかたち展」の内容とそこで行なわれたトークショー(中村氏、平田氏ほか)を全収録したものを「SHA-ken Journal」第一号としてpdf化し、シャケンのサイトにアップいたしました。」というお知らせをいただく…

『白鯨 上』

『白鯨 上』(メルヴィル/講談社文芸文庫)を読む。ずいぶんと時間がかかった。 時間を忘れて耽読するページと、とても退屈なページがはっきり分かれている。6〜7割が退屈という印象。それでも、なぜか途中で投げ出すことのできない小説。 大してやることの…

おはし ドーミーイン kaja

■アトレ恵比寿6階の「小割烹 おはし 恵比寿」へ。焼き魚もサラダも美味しいし、雰囲気もサービスもいい。アクセスもいい。設計は、ベイリーフ前田さん。 http://r.gnavi.co.jp/a827413/ ■ドーミーイン東京八丁堀を訪れ、ドーミーインの企画担当者さんと設計…

YO ワシントンホテル 「にっぽんの…」

■YO佐藤さんが来社され、ウエディング施設などの近作について伺う。迫力のあるチャペルなど。地域ごとにデザイン戦略を変えているのが面白い。 http://www.and-yo.net/ ■午後、オフィスにてレイアウト作業など。 ■秋葉原ワシントンホテル内覧会へ。秋葉原駅…

カンデオホテル エキュート東京 レクチャー

■神田にてカンデオホテルさん取材。幹線道路沿いのピンポイントなホテルニーズを鋭く見抜き、的を絞った明快なサービスを提供している。計画担当者さんのお話も明快で面白かった。今後の展開も楽しみ。詳細は、7月号にて。 http://www.candeohotels.com ■エ…

編集会議 打ち合わせ 歓迎会

■午前、編集会議。今後2号分の内容の確認や企画案など。また何本か企画が生まれそうだ。でも、もっと会議を活性化させたい。 ■西新宿の酸素カプセルサロンを下見。酸素を吸うということで、森林の雰囲気の内装。15個の酸素カプセルが並ぶ風景は、少しSFっぽ…

千葉の倉庫 ビンテージハウス 内田繁さん

4月の行動をほとんど記していなかったので、まとめて。■GWは、浅草へ行くも、大混雑だったので、すぐに退散し、丸の内・銀座エリアへ。あの大混雑は新東京タワーの影響もあるのか。 ■目黒にてヨガの体験レッスンへ。そのスタジオの音響や光の演出を手掛けた…

気になるイベントいくつか

気になるイベントいくつか。■建築家の松田達さんから、展覧会のお知らせメールをいただく。『空想 皇居美術館』の出版を記念した展覧会で、トークイベントもあるそうです。 ちなみに松田さんは、建築系ラジオなどでも精力的に活動されていて、その仕事量、勉…

上野毛「天露」

■久しぶりに上野毛「天露」にて食事。エビ、あなご、きす、しらうお、などのほか、野菜のてんぷらもたくさん。相変わらず美味しい。 その後、自由が丘のカフェ「モーツァルト」へ。 http://tentsuyu.com/ http://www.cafe-cake-mozart.com/index.html■シオン…

『不気味な笑い』

『不気味な笑い』(ジャン=リュック・ジリボン/平凡社)を読む。 コンパクトな本だが、抜群に面白かった。 以前から気になっていた「どういうものに出会ったとき、人は笑うのか」「笑ってしまうようなおかしさとは、どういう状況のときに成立するのか」に…

モンタージュ

建築家の田中裕之さんから個展のお知らせをいただく。 下北沢の住宅街にある小さなギャラリーだそうです。ぜひお邪魔してみよう。 > 個展 田中裕之 「モンタージュ」 > > 会期 4月15日(木)〜 4月27日(火) > 13:00〜22:00 *水曜日休廊 > 《初日15日のみ1…

『岸辺の旅』

■『岸辺の旅』(湯本香樹実/文藝春秋)を読む。一生のうちに、これほど素晴らしく、これほど自分にとって大切に思える小説に何度出会えるだろうか。 読み始めたら、数時間で一気に読み終えてしまった。小説なのに赤鉛筆で線を引きたい文章が多く、読み始め…

宜本さん  日比さん  中山さん

知人の方々からいただいた連絡。■金属素材を用いて家具やオブジェを制作されている宜本伸之さんから、「大阪で開催しているExhibitionの動画アップしました」との連絡をいただく。宜本さんは大阪出身の熱い職人さんという感じの方。飲食店やミュージシャンの…

『黒猫/モルグ街の殺人』

『黒猫/モルグ街の殺人』(ポー著、小川高義訳/光文社古典新訳文庫)を読む。 「凶暴性や残虐性」と「良心や理性」という人間の内面で葛藤する二極のバランスを描いた作品が多かった。生と死の境界について触れた作品もあった。 短編「ウィリアム・ウィルソン…

100326上海

『最後の物たちの国で』

『最後の物たちの国で』 (ポール・オースター/白水社)を読む。異常な貧困、物資の不足、治安の悪さ、圧政、、、なんとも言えない極限状況からのレポートという形式をとった小説。 寓話的な作品だが、考えてみると、現代の現実世界にもこれに似た状況があり…

『孤独の発明』

■『孤独の発明』(ポール・オースター/新潮文庫)を読む。 中身は前後半に分かれている。前半の「見えない人間の肖像」は大変面白く読んだが、後半の「記憶の書」は、いまいちついていけず、途中で断念。 「見えない人間の肖像」は、オースターの父らしき人物…

『日本人の英語』

『日本人の英語』 (マーク ピーターセン/岩波新書)を読む。 冠詞は名詞の前に付く何ものかではなく、むしろ逆に、冠詞に名詞をくっつけていると考えたほうがいいとか、乗り物に乗る場合の「get in」と「get on」はどのような意識の違いに基づいて使い分けら…

行きたい展示

建築家の寳神尚史さんの展覧会が開催されているので、早めに見に行きたい。 以下引用。> 寳神尚史 日吉坂事務所 展『やわらかな風景』 > > ◇会期 2010年2月5日(金)〜2010年3月21日(日) > ◇時間 10:00〜17:00 > ◆休館 毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌日。) >…

『幻影の書』

『幻影の書』(ポール・オースター/新潮社)を読む。やや長い。殺人事件あり、死体遺棄あり、銀行強盗ありで、ニューヨーク三部作に比べて、だいぶドタバタした感がある。けれど、読んでよかった。また、書くということや私とは何かと問うことについてもっ…

『鍵のかかった部屋』

『鍵のかかった部屋』(ポール・オースター/白水Uブックス)を読む。書くことについて書かれた小説。 「読むこと」と「書くこと」と「生きること」が同義になっているような生き方をしている人の中には、もしかすると、つねに死を傍らに感じながら生きてい…

「商空間をめぐる冒険」

手前味噌ですが、こんなイベントがございます。お時間ありましたら、ぜひお気軽にお越しいただければと思います。 日時:3月10日(水) 14:00-16:00 会場:東京ビッグサイト 会議棟6階・会議室 受講料 2,000円(税込み)・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

『時間論』

『時間論』(中島義道)を読む。過去中心主義から時間を論じる。 以前に読んだ『時間を哲学する』とほぼ同じ内容。 時間は決して流れているのではない。「知覚」と「想起」、あるいは「今」と「過去」という互いに全く相容れない二つの要素を結びつけるため…

『関係する女 所有する男』

『関係する女 所有する男』(斎藤環/講談社現代新書)を読む。 得るところの多い一冊だった。 著者は、ジュディスバトラーの言葉を引用して、セックスはすでにジェンダーだという(P.46)。つまり、「男/女」という区分け自体が、もともと恣意的で差別的だ…

『幽霊たち』 リファイン集合住宅 新年会

■『幽霊たち』(ポール・オースター/新潮文庫)を読む。 『ガラスの街』につづいて、大変面白い小説。 おそらく僕たちは皆、自分自身のことを「私」と呼ぶとき、その「私」は他の要素から独立して、かなり明確な境界を持った、不純物の混じらない存在だと感…